気づいたら「申込みブラック」に!?ポイントサイトでのカードローン案件の注意点

気づいたら「申込みブラック」に!?ポイントサイトでのカードローン案件の注意点

スキマ時間を利用しながら、ポイントサイトでお小遣い稼ぎをしている方も多いのではないでしょうか。
ポイントサイトのカードローン案件は、ポイントが多く獲得できることもあり、短期間に複数の申込みをしてしまう方もいるでしょう。

しかしポイント獲得目的で複数のカードローン申込みを行うと、「申込みブラック」になるリスクが高まります。
今回は、ポイントサイトでのカードローン案件に潜む、「申込みブラック」について解説します。

複数のカードローン申込みにはリスクがある

各ポイントサイトでは、大手銀行カードローンや消費者金融業者まで、カードローン案件を幅広く扱っています。加えて、他の案件よりも多くのポイント獲得ができるため、利用者はつい軽い気持ちで「申込みをしてみよう」という心理になるのも当然でしょう。

「申し込みブラック」状態に

カードローン会社に申込みをすると、信用情報機関に申込みの事実が記録されます。

申込みを受けたカードローン会社は、信用情報機関の記録を照会し審査を行いますが、複数の申込みを短期間に行っていると「お金に困っているのではないか」「貸し倒れリスクが高いのではないか」と判断され、審査に通りにくくなります。
この状態を「申込みブラック」と呼びます。

クレジットカードの申込みにも注意

クレジットカードの申込みについても、カードローンと同じく信用情報機関に記録されるため、複数の申込みは「申込みブラック」となることを覚えておきましょう。

「申し込みブラック」の影響

「申込みブラック」状態に陥ったとしても、「カードローン自体は利用しないので影響はないのでは?」と考える方も少なくはありません。 またポイントさえ獲得できれば、カードローンはすぐに解約できると考えている方もいるでしょう。

しかし、ポイント獲得目的でカードローンやクレジットカードに複数申込みをしたり、契約直後の解約を繰り返していると、本当に必要なときにローンが組めない可能性が高くなります。
マイホームや新車の購入を考えたとき、残念ながらローン審査が通らずに、家族の夢をあきらめることになるかもしれません。

ポイントサイトをうまく利用しよう

複数社へのカードローン申込みについてのリスクをしっかりと把握し、ポイント獲得目的だけの申込みはやめましょう。
ポイントはあくまでも「おまけ」です。

カードローンを利用する必要性をきちんと考えた上で、おまけとしてポイントを獲得することが、ポイントサイトを上手に利用するコツとなるでしょう。

カードローンを利用しているのはどんな人?数字で紐解くお金の借り入れ

カードローンを利用しているのはどんな人?数字で紐解くお金の借り入れ

カードローンというと「借金」という文字が頭に浮かび、あまり良いイメージを持たれない方も多いと思います。

カードローンを含む「貸金業」は、一体どのような人がどういう目的で利用しているのでしょうか。

様々な統計の数字から紐解いていきましょう。

日本人の9人に1人が貸金業者から借り入れしている

総務省統計局の「人口推計ー2019年令和元年11月報ー」によると、2019年6月現在(確定値)、20歳以上の日本人口は約10,304万人です。
それに対して、日本信用情報機構が公表している「信用情報に関する統計」の中で「残高有り」の登録人数は、1,093万人となっています(2019年6月)。
この人数は総量規制内の情報なので、住宅ローンなど総量規制外の登録人数は含みません。

つまり、少なくとも約9人に1人が貸金業者からお金を借りているということになり、貸金業は私達の生活に広く浸透していることがわかります。

どういう人がお金を借りているの?

貸金業者のサービスを利用したことがある人の年齢や、男女比をみてみましょう。

日本貸金業協会が公表している「資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告(令和元年9月30日)」によると、2019年3月末時点の消費者向無担保貸付残高のある人の男女比は、男性が63.5%、女性が36.5%となっています。
また年齢別にみると、男女共に40歳代が男性15.8%、女性9.1%と最も多く、次いで50歳代、30歳代と続きます。

総じてみると突出して多い年代や少ない年代はなく、20歳代から70歳代まで幅広く利用しているという印象です。

どういう目的でお金を借りているの?

上記報告の「借入申込を行った際の資金使途」をみると、資金の使い道で最も割合が高いのは「趣味や娯楽(レジャーや旅行を含む)費用」で41.7%でした。次に「食費」が17%、「外食等の遊興費」は14.5%となっています。

また、「銀行カードローン等の利用を考えたことがある(利用している)」と回答した人を年収別にみると、低所得者層(年収300万円以下)が23.8%、中所得者層(年収300万円超)が31.7%、高所得者層(年収800万円超)が31.1%となっており、中〜高所得者層の割合が高めとなっています。

このような情報から、生活に困って仕方なく借りる人がいる一方で、日々の生活に潤いを持たせるためにお金を借りる人が多数いることがわかります。

身近な存在であっても、利用は慎重に

貸金業は、すでに私達のとても身近な存在であることがわかりました。
身近だからといって安易に利用せず、きちんと仕組みを理解した上で上手に利用するようにしたいですね。

執筆日2023年2月6日
監修日2023年2月9日

カードローンのWeb完結は本当に便利なの?メリット・デメリットを解説

カードローンのWeb完結は本当に便利なの?メリット・デメリットを解説

カードローンの契約方法の一つに「Web完結」での申し込み、契約があります。
申込みから借入、返済までをパソコンやスマートフォンから行うことができる便利なサービスです。

今回は、自宅にいながら手軽に借入ができる「Web完結」のメリット・デメリットを解説します。

「Web完結」と「Web申込み」の違い

カードローンのWeb受付には、「Web完結」と「Web申込み」の2種類があります。

「Web完結」は、店舗やATMに足を運ぶ必要がなく、申込み・審査・契約・借入れ・返済までを Web上で行えるサービスです。

「Web申込み」は、 Web上で申込みができますが、契約は店舗やローン契約機で行う必要があります。契約しなければ借入れをすることができません。

Web完結の4つのメリット

Web完結のメリットとは、具体的にどのようなものでしょうか。

(1)時間や場所を選ばない

24時間受付可能なカードローン会社もあり、自宅や好きな場所に居ながら、パソコンやスマートフォンで手軽に利用ができます。
短時間で借入ができ、即日融資ができるカードローン会社もあります。ただし銀行カードローンでは、2018年1月より金融庁からの指導で、即日融資の自主規制を行っていることを覚えておきましょう。

(2)必要書類は画像で送付ができる

申込みに必要な書類は、スマートフォンのカメラで撮影した画像をメールに添付したり、専用フォームでアップロードして提出します。
従来のように印刷して郵送する必要がなく、手間がかかりません。

(3)周囲の目を気にせず利用ができる

Web完結を提供しているカードローン会社の多くでは、 Web上で契約書の控えの閲覧ができます。

「カードレス」サービスを行っているカードローン会社もあり、契約書の控えやローンカードが自宅に郵送されないことで、家族や周囲の目を気にせず利用ができます。
ただし、銀行カードローンでは、契約書の控えは必ず自宅に郵送されることを覚えておきましょう。

また、カードローン審査時に必要な勤務先への在籍確認も、Web完結なら不要な場合があります。

(4)インターネットバンキングで借入、返済ができる

Web完結では、店舗やATMに足を運ばずにインターネットバンキングで借入や返済ができます。また、銀行口座に振込された借入金は、銀行のキャッシュカードでも引き出しができるので、周囲の目を気にする必要がありません。

Web完結の2つのデメリット

反面、Web完結のデメリットとは具体的にどのようなものでしょうか。

(1)返済能力以上の借入リスクが生じる

Web完結は、その手軽さからつい借入れをしすぎてしまうリスクがあります。予想以上の借入額となり、返済不可能とならないによう注意が必要です。

(2)契約のタイミングによっては即日借入ができない

24時間対応のカードローン会社でも、申込み時間や申込み内容によっては、即日融資を受けられないケースもあります。
急な借入が必要になったときは、 申込み前に各カードローン会社のホームページで正しい情報を確認しておきましょう。

Web完結の特徴を理解して利用しよう

Web完結のカードローンは、その便利さゆえに「借金」という意識が薄くなる傾向にあります。
返済能力以上の借入を行わないよう注意し、計画的な返済を心がけることが「Web完結」の利便性を、上手に活用できるポイントとなるでしょう。

執筆日2023年2月14日
監修日2023年2月20日

職業によって結果が変わる?カードローン審査と職業の関係性とは

職業によって結果が変わる?カードローン審査と職業の関係性とは

カードローンの利用を考えたとき、自分の職業だと審査が通るのか不安になる方もいるでしょう。
同じ金額を借入する場合、職業によって審査結果は変わるのでしょうか?

今回は、カードローン審査と職業の関係性について解説していきます。

カードローン審査に職業は影響する?

カードローン審査では、申込者の状況を点数化(スコアリング)し、融資を行っても問題ないかどうかを判断します。職業については、職種や雇用形態など細かな項目が設けられており、審査結果に大きな影響を与えます。

カードローン審査に有利な職業はある?

継続した安定収入がある人は、審査に通りやすくなります。
具体的な職業として、公務員やサラリーマン、医師や弁護士などの国家資格保持者が挙げられます。

カードローン審査には雇用形態も大きく影響

審査には、雇用形態も大きく影響します。正社員とアルバイトでは、スコアリングに差がつくことは否めません。
しかし昨今では、契約社員やアルバイトといった非正規の雇用形態も増加していることから、審査基準を緩和させている金融会社もいくらか見受けられます。
継続した安定収入や長い勤務年数、金融事故などがなければ、正社員でなくとも審査に通る可能性は高くなるでしょう。

カードローン審査に不利な職業はある?

有利な職業とは逆に、収入や雇用が不安定であったり、離職率が高い職業では審査が不利になります。
具体的な職業として、自営業や個人事業主、歩合給労働者や無職などが挙げられます。

自営業者や個人事業主は、会社組織に属していないことで、信用面での評価が低くなります。不安に思う方は、事業者向けカードローンを利用するのも良いでしょう。

銀行カードローンでは、配偶者に安定した収入がある専業主婦(主夫)は、無職でも審査に通るケースがあります。しかし消費者金融カードローンは契約者の収入を基準としていることや、総量規制の対象業者となることから、収入のない専業主婦(主夫)や無職の方は借入自体ができません。

アリバイ会社の利用は詐欺罪が適用される

しっかりとした会社に勤めているように装い、在籍確認の対応をしてくれるのがアリバイ会社です。
自分の収入や職業では借りられるか不安に思う人は、ついアリバイ会社を頼りたくなってしまうかもしれません。

しかし、アリバイ会社の利用が発覚した場合は借入金の残債とそれまでの利息の一括返済が求められ、さらには詐欺罪で訴えられるケースもあります。
大変危険ですので、職業に不安を持っていたとしても安易に利用するのはやめましょう。

正しい情報を伝えてきちんと審査を受けよう

不利な職業に当てはまっていても、勤続年数が長く、信用情報も良好なら審査に通る可能性はあります。
希望借入額を低くすることも審査に通りやすくなる有効な手段です。

職業はすぐには変えられないものですが、アリバイ会社の利用は詐欺罪に問われる可能性もある、リスクの高い行為です。
虚偽の申告は絶対にせず、きちんとカードローン審査を受けましょう。

執筆日2023年2月13日
監修日2023年2月20日

気軽に借入れを繰り返してしまう人の末路

気軽に借入れを繰り返してしまう人の末路

ひと昔前のカードローンの無人契約機や店舗などに比べ、最近はパソコンやスマートフォンでさらに簡単にお金が借りられるようになっています。それに伴い、気軽にお金を借りてしまう人が増えているようです。
今回は、気軽に借入れを繰り返してしまう人の行く末がどうなってしまうのかについて解説します。

銀行カードローンを積極的に利用する人の傾向

一般社団法人 全国銀行協会が2020年3月31日に発表した「銀行カードローンに関する消費者意識調査結果報告」から、銀行カードローンを積極的に利用する人の傾向を見てみると、以下のような結果となりました。

・職業は「会社員」
・個人の年収が400万円以下
・借入れの利用歴が5年以上
・主な借入れ目的は「日常的な生活費の支出増加を補うため」

(参考:一般社団法人 全国銀行協会「銀行カードローンに関する消費者意識調査結果報告(2020年3月31日)」)

つまり、「継続的かつ安定した収入がある職につき一般的な収入はあるものの、収入に見合わない生活を見直さないため何度も借入れを繰り返す」という傾向が伺えます。

カードローンでお金を借りるのが、より簡単で便利になっている現状

最近のカードローンは、ローン会社の社員やオペレーターと対面せずともパソコンやスマートフォンで申込みができます。会社によっては、カードすら発行されずに銀行にお金が振込まれるサービスもあります。
そのため「お金を借りる」という意識が希薄になりがちです。

銀行残高が増えると、借入金ではなく、まるで自分のお金であるかのように錯覚してしまう人もいます。

「お金を日常的に借りている」状態は危険

急に高額の医療費が必要になったり、職を失ってなかなか転職先が見つからなかったりなど、やむを得ない理由で一時的にお金を借りるのは、きちんと返済できるのであれば良いかと思います。

しかし、日常的に借入れをしている場合は非常に危険です。
「何に使ったか忘れてしまったが、高額のクレジットカード請求がきている」、「なぜか銀行の残高がほとんどなくなっている」など、収入と支出が把握できていない場合はとても危険です。

ましてや日常的に借入れしていると、自分の収入なのか借入金なのか管理が難しくなり、いつも返済に追われることになります。

お金が返済できなくなったら

収支のバランスが崩れた状態が続くと、借入金が知らずに増えていき、徐々に収入に占める返済額の割合が増えてきます。
そうなると、さらに返済が難しくなっていき、最終的に返済が滞る可能性が高くなります。

返済が遅れると損害遅延金が発生し、その分余計に返済をしなくてはならなくなります。
さらに延滞が長引くと、個人信用情報機関に事故情報が登録されローンが組めなくなるなど、今後の生活に不利益になるケースが多々あります。

最終的に、債務整理という弁護士や司法書士の力を借りて借金の減額や、返済に猶予を持たせてもらうような手続きが必要になる場合があります。

返済に追われる末路は悲惨

最初は気軽な気持ちでお金を借りたとしても、それが日常的になってしまうと返済に追われる生活を送る可能性があります。そんな生活は誰しも望むものではないと思います。

なるべく借り入れをしなくて済むよう家計管理を行い、特別な支出がない限りは収入の範囲内で生活が出来るように、ご自身の家計の収支を見直してみてはいかがでしょうか。。

執筆日2023年2月13日
監修日2023年2月20日

「カードローン依存症」にならないための4つの対策

カードローン依存症」にならないための4つの対策

必要なときにすぐに借入ができる便利なカードローンですが、依存して無計画に利用すると、人生に影響を及ぼすトラブルに発展する可能性があります。
今回は、カードローンに依存しないよう、賢い使い方と有効な対策法を紹介します。

カードローン利用前に「本当に必要なお金かどうか」を考える

カードローン利用の際は、借入の理由を明確にしておくことが大切です。
「欲しい物を手に入れたいから」「見栄を張りたいから」などの理由ではありませんか?
一度冷静になって、本当に必要なお金なのかをよく考えてみましょう。

カードローン利用中には「カードを持ち歩かない」

銀行カードやローンカードは、なるべく持ち歩かないように心がけましょう。
カードローン利用中は、銀行やコンビニのATMから手軽に借入ができますが、カードが手元になければ利用できません。
単純な方法ですが、大きな抑止力となるでしょう。

カードローンを完済したら「解約」をする

カードローンを完済したら、すぐに解約して物理的に借入ができない状況にしましょう。
完済しても解約せずにいると、契約は更新され新たな借入ができる状態が維持されます。
必要のない借入を繰り返さないためにも、解約は不可欠です。

解約をためらうなら制度活用を!

解約をしたくても、解約に踏み切れないこともあるでしょう。そのようなときの有効手段として、以下のような制度を活用してみましょう。

貸付自粛制度を利用しよう

日本貸金業協会が行っている「貸付自粛制度」は、利用者の無理な借入を防ぐ制度です。
利用者本人より利用申請があると、信用情報機関に「貸付自粛制度」利用の情報が登録され、貸金業者は5年間申請者への貸付が行えなくなります。
依存症に悩む人、依存症への不安がある人には有効な手段といえるでしょう。

総量規制について知っておこう

総量規制とは、貸金業法によって定められた規制で、他社を含めた借入残高が年収の3分の1を超える借入れはできないことになっています。
銀行カードローンは、銀行法が適用され総量規制の対象外ですが、近年過剰な貸付を行わないよう自主的に制限を掛ける傾向にあります。

上手に借入をするためには総量規制と、自分が借りられる上限額について知っておくことも有効な手段となるでしょう。

返済が苦しくなる前に相談しよう

この先の返済に少しでも不安を感じたときは、返済が滞る前に早めに借入先に相談しましょう。
月々の返済額の見直しや、今後の返済計画について検討してもらえるケースもあります。

借入の前に必要性をしっかり考えて

依存症にならないためには、本当に必要なお金かどうかの取捨選択が重要です。
依存症への不安を持っている人は、使い方に対する意識を変えること、お金にまつわる知識を得ること、の2つが有効な対策となるでしょう。

執筆日2023年2月13日
監修日2023年2月20日

返済計画ってどうやるの?3ステップで返済の見通しを立てよう

返済計画ってどうやるの?3ステップで返済の見通しを立てよう

カードローンを利用する際、重要なのはしっかりと返済計画を立てることです。
ただ具体的にどうやるのか分からないという方のために、簡単に出来る3ステップをご紹介いたします。
これからカードローンを利用する方も、現在利用中という方も参考にしてみてください。

ステップ1 現在の収支を把握する

まず、ひと月にいくら収入があるのか把握しましょう。

会社員の方でしたら、毎月の給与明細を確認します。
この時、注意していただきたいのは、社会保険料等が引かれる前の「総支給額」を見るのではなく、実際に給与口座に振り込まれる「手取り額」を見ることです。
もし副収入がある場合には、定期的に入ってくる金額のみ算入して、不定期な収入に関しては計算に入れないようにしましょう。

月の支出については、家賃や光熱費など項目ごとに金額をそれぞれ書き出し、支出の合計額を出します。
これにより、毎月いくらまでの返済が可能かを確認することが出来ます。

ステップ2 借入金の総額を把握する

次に、現時点での借入残高を把握しましょう。

カードローン会社に問い合わせることで、現在の借入残高を確認することが出来ます。
借入先が複数ある場合は、各社ごとに借入残高を確認し合算をします。
この時、金利を確認することも忘れないようにしましょう。

ステップ3 返済シミュレーションをする

最後に、月々いくら返済するかを決め、完済までの日数をシミュレーションします。

まず、借入残高に対しての1ヶ月の利息を計算します。
計算方法は「借入残高×金利÷365(日)×30(日)」となり、毎月の返済額に対して1か月の利息分を引いた金額が元金の返済分となります。

その計算を繰り返していくとどの位で完済できるのかが分かりますが、計算が複雑なため手計算では大変です。各カードローン会社のホームページで返済シミュレーションができるので、そちらで計算してみましょう。

きちんと計画を立て、着実な返済を

どのくらいの金額までなら毎月返済できるのか、いつまでに完済するのか等、見通しを付けることで余計な不安を取り除くことが出来ます。
また、毎月の収支を確認することで現状のままで大丈夫なのか、見直すきっかけにもなります。

気が付いたら返済に追われていたという事態にならないよう、返済計画をしっかり立て利用するようにしましょう。

執筆日2023年2月12日
監修日2023年2月13日

カードローンを申し込む際に確認、注意すべきポイント

カードローンを申し込む際に確認、注意すべきポイント

カードローンを借りる場合、カードローン会社があらかじめ決めている条件や要件を満たしている必要があります。
いざカードローンを申し込もうとした時、真っ先に確認しておきたいポイントについて説明します。

カードローン申し込みの条件

まず、何をおいても確認すべきポイントは「申し込みの条件」です。
主に以下の項目になります。

年齢と収入

学生専用のカードローンを除き、多くのカードローン会社では二十歳以上が申し込みの条件になっています。
学生であっても二十歳を超えていて、定期的な収入があれば申し込み可能です。

また年齢の上限についてはローン会社によってまちまちですが、安定した収入が見込める年齢である七十歳くらいまでを目安としている会社が多いようです。

身分証明書

カードローンの契約には、身分を証明する公的証明書の提出が必須となっています。
公的証明書とは、例えばパスポートや運転免許証(運転経歴証明書)、各種健康保険証、住民基本台帳カード、マイナンバーカードなどが該当します。

保険証など顔写真付きでないものの場合、別途住民票や公共料金の領収書などの提出が必要となるようです。

保証人

カードローンは個人向けの小口融資であるため、保証人や担保は不要です。
ただし学生や専業主婦が契約をする場合、保護者や配偶者の同意書を提出するよう案内されるケースがあります。

お金の現状について把握しておく

実際に申し込みを行う場合には、ご自身の「お金」の現状を把握しておくことが、審査をクリアするためにも大切になります。

他社からの借入件数、金額を把握

すでに組んでいる無担保ローンがある場合には、その件数と金額を申込書に記入する必要があります。
また、消費者金融業者に申し込む場合は、その借入れ希望金額も含め年収の1/3以下に収まっている必要があります。

住宅ローンや自動車ローン以外で、分割払いやキャッシングなどの利用がある場合には、申込前にその件数と金額を正確に把握しておきましょう。

この情報は信用情報機関で確認出来るため、虚偽や間違いはすぐに判明します。この自己申告の数字と信用情報で得た数字に大きな違いがあると信頼を得られず、審査に通ることが出来なくなってしまいます。

希望額は必要最低限に

借入希望額を自分の収入に見合わない過分な額にしてしまうと、それだけ審査に通りにくくなってしまいます。
希望額によっては、収入証明書が必要になることもあります。

審査に確実に通るためには、必要最低限かつ返済可能な金額を記入するようにしましょう。

過去の支払い遅延、滞納情報の有無

過去にローンの支払い遅延や滞納した事実があると、審査に落ちる可能性が高くなります。
携帯料金やクレジット代金の遅延・滞納も審査対象となるので、不安がある場合は信用情報機関に確認しておきましょう。

以上の項目に留意し、利用規約をきちんと確認した上で、ローンの申込みを行いましょう。

執筆日2023年2月14日
監修日2023年2月20日

カードローンを組めない人とは?カードローン審査に通らない6つの理由

カードローンを組めない人とは?カードローン審査に通らない6つの理由

CMや雑誌広告等で身近に感じられるカードローン。
しかし、申し込めば誰でも借りられるというものではありません。
では、どんな人がどんな理由で借りられないのでしょうか?
今回はその理由について説明します。

理由1:収入が不安定な人

カードローンの借入れでは、「安定した収入が継続的に見込めること」が重要視されるため、収入が不安定な人はこの要件を満たさないと見做され、審査に落ちてしまいます。

反面、必ずしも高収入でなくても、またアルバイトやパート収入の方でも継続的で、安定して収入があれば利用可能なカードローン会社もあります。

理由2:申込書に偽りの記載がある人

うっかりミスでも故意でも、申込書に虚偽の記載があると当然のことながら審査に落ちてしまいます。
記載ミスは審査に落ちる原因の中でも多いと言われていますので、軽く考えずにすべての情報を正確に把握し申告しましょう。

理由3:同時に複数のローン会社に申し込んでいる人

信用情報機関の記録にはカードローンへの申込履歴も残っています。
同時に多数の申込履歴があると「お金に困っている人」と見做され、返済リスクが高いと判断されてしまいます。

信用情報に自信のない人が複数の申込をすると、ますます審査に通りにくくなってしまいますので、注意が必要です。

理由4:すでに返済能力をオーバーしている人

信販や消費者金融のカードローンの場合、貸金業法の総量規制により、年収の1/3以上の借入ができないことになっています。

銀行カードローンの場合は総量規制の対象外であり、法律上は問題ないことになっていますが、近年は銀行でも総量規制と同様の自主規制の動きをみせる銀行が増えており、やはり審査に通過しづらい傾向にあるようです。

理由5:延滞や滞納の記録がある人

貸金業法では過剰貸付を防止するために、個人信用情報機関への情報登録が義務化され他社とも情報が共有されるようになりました。
他社からの借入で支払いの延滞や滞納のあった場合、返済リスクが高いと見做され審査に落ちる原因となります。

また、スマホを分割支払いで購入した場合の支払い遅延記録も、個人信用情報の登録対象となりますので注意が必要です。

理由6:逆に個人信用情報機関に一切記録がない人

20代以下であればカードを一度も作ったことが無い場合もあるため、審査するうえで問題視されません。しかし、30代以降信用情報に一切記録が無い場合、過去に債務整理や自己破産をしているのではないかと疑われてしまい、審査に通過しない可能性もあります。

申し込み前から注意しておこう

いかがでしたか。このように、様々な理由でカードローンの借り入れ審査に落ちてしまうことがあります。
いざカードローンを組みたいときに困らないよう、カードローンは計画的に利用し、延滞・滞納などには注意するようにしましょう。

執筆日2023年2月14日
監修日2023年2月20日

カードローンで一時的に借り入れしたい。専業主婦でも大丈夫?

カードローンで一時的に借り入れしたい。専業主婦でも大丈夫?

値上げ続きで、家計を任されている主婦としては頭の痛い日々が続いているのではないでしょうか。こんな時、一時的にどこからかお金を借りられたらとても助かりますよね。
そこで、専業主婦の場合でもお金を借りられる方法があるのかをまとめました。

専業主婦でも借り入れることは出来るのか

実は、専業主婦でもお金を借り入れることは可能です。
基本的には「仕事をしていない無収入の状態では金融機関もお金を貸せない」というのが通常ですが、配偶者に安定した収入があれば貸してくれる場合もあるのです。

どのような金融機関が貸してくれるのか

お金を貸してくれる金融機関としては、主に「消費者金融、銀行、信販会社」があります。

消費者金融、信販会社は、貸金業法により「総量規制」というものが決められており、収入の1/3までしか借り入れはできません。

そのため、収入がない専業主婦は、基本的には融資を受けられません。
しかし、「配偶者貸付」という制度があり、配偶者の同意書や収入証明書類等を提出すれば、配偶者の収入の1/3までは借り入れ出来るようになっています。ただし、すべての消費者金融で借り入れができるわけではないので注意しましょう。

また銀行の場合、総量規制の対象外となるため前述のような制限はありません。
しかし2017年を以降は、銀行も総量規制を基とする自主規制を行うようになりました。
ネット銀行や地方銀行の中には専業主婦でも借り入れ可能な銀行もあります。借り入れの条件や限度額など、それぞれの銀行で違いがあるので調べてみると良いかもしれません。

借りるための方法と注意点

基本的に、申し込み方法は他の方と変わらないようです。

前述の通り「配偶者貸付」の場合は、必要書類が通常より多くなるため注意が必要です。
また、融資できる限度額が通常よりも低めに設定されているところが多いため、大きな金額を必要としている方は、特に事前に確認しておくとよいでしょう。

カードローンというと「即日融資可能」「最短〇〇分で審査完了」などスピード融資を強調されます。
かつて銀行も同じように行っていましたが、反社会勢力への融資を防ぐため警察庁が保有するデータベースと照合させることとなり、現在は即日融資を行うことは難しくなっているようです。

返済計画も忘れずに

「専業主婦はお金を借りることが出来ない」と思っている方は多いかもしれませんが、いくつか借り入れ可能な方法はあります。
もちろん借りすぎは注意ですが、いざという時のため知識として持っているだけでも安心感がありますね。
ご利用される際には、事前に返済計画をしっかり立てましょう。

執筆日2023年1月29日
監修日2023年2月10日

利用限度額は増額(増枠)できる?増額の手続き方法や注意点まとめ

利用限度額は増額(増枠)できる?増額の手続き方法や注意点まとめ

カードローンを利用限度額いっぱいまで借り入れしているけれど、もう少し借りたい。
そんな時「増額(増枠)」という方法があるのをご存知ですか。

今回はこの「増額(増枠)」についてみていきましょう。

増額と増枠の違い

増額とは、今借り入れしている金額に追加で借り入れを行い、借入金額を増やすことです。
増枠は、利用限度額の枠自体を引き上げることをいいます。

借入金額を最初の利用限度額以上に借り入れたい場合は厳密に言うと「増枠をしたうえで増額する」ことになりますが、どちらにしても「利用限度額を増やす」ことになるので、同じように使われているようです。
ここでも「増額」で統一します。

なお増額は、初めに設定された利用限度額内での追加借入とは異なります。

増額するには

増額は自由にできるわけではありません。新規の場合とおなじように、ローン会社に申込み審査に通ることが必要です。

いつから増額の申し込みができるの?

数社のホームページをみたところ「いつから」という明確な決まりはないようです。
ですが一般的に考えて、新規の申し込み後すぐでは「返済の実績が少ない=審査の判断要素が少ない」ことになります。

滞りなく返済を続けて信用実績を積み重ねることで、増額審査にも通りやすくなるのではないでしょうか。

申し込み方法

・ローン会社より「増額審査の申し込み案内」が届いてから申し込む方法
・自分でローン会社のホームページなどから申し込む方法

上記の2種類が主な方法です。
ローン会社によっては「増額案内」が届かなければ、申し込みできないところもあります。

申し込み手段は電話、インターネット、ATM、店舗など、ローン会社によって様々です。
申し込みに必要な書類ですが、50万を超える限度額を希望する場合は「収入証明書」が必要になる可能性がありますので、事前に準備しておくとスムーズでしょう。

審査

審査に通らなければ増額はできません。
増額審査だからといって、新規申し込みより審査があまい、ということはありません。銀行系のローン会社は在籍確認から審査しなおすこともあります。

注意点

総量規制により、借り入れできるのは年収の3分の1までと決まっています。
他社でも借り入れがある場合は、特に注意しましょう。

審査結果によっては希望額通りの増額枠にならない場合もあります。それどころか、利用限度額が減額されることや、利用停止になることもあります。

増額手続きにかかる時間

消費者金融系のローン会社では、申し込み当日から変更可能なところが多いようです。

増額した場合のメリット・デメリット

利用限度額の増額には、メリットもデメリットもあります。

メリット

借り入れ可能額が増えることで、急にお金が必要になったときに利用の幅が広がります。また、借り入れ金利の利率が下がる場合がありますので、支払う利息が少なくなる可能性がある点もメリットになります。

デメリット

逆に、借り入れ可能額が増えることによって、必要以上の借り入れをしてしまう可能性があります。大きな借り入れができるようになることで、借り入れに依存してしまう可能性もありますので、より計画的に利用していく必要が出てきます。

慎重に検討をしてから増額を

増額を希望する場合は、今の借り入れの返済を毎月きちんと行い、コツコツと信用実績を積み上げておきましょう。

もし使いすぎてしまう恐れのある人は、「増額案内」が届いても安易に飛びつかず、よく考えて利用するようにしましょう。

執筆日2023年2月12日
監修日2023年2月13日

カードローンの基礎知識!特徴や利点、注意点まとめ

カードローンの基礎知識!特徴や利点、注意点まとめ

キャッシュレス決済が主流になってきた近年、クレジットカードを利用する方が普及しています。
クレジットカードを利用している方はカードローンの案内もよく目にすると思います。でもどのようなものか分からず、手を出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はカードローンの特徴や注意点をまとめました。

カードローンとは?

「そもそもカードローンってどんなローンかさっぱりわからない」という方も実際多いのではないでしょうか。

カードローンとは、申し込み時に設定される限度額の範囲内であれば、いつでも何度でも借り入れ可能なローンのことです。コンビニATMなどで引き出したり、インターネットから自分の口座へ振り込んでもらったりして借り入れすることもできます。

カードローンの便利な点

一般的なカードローンは、無担保で保証人がいなくても借り入れが可能なものが多いです。借入返済が簡単で便利にでき、利用目的に縛りがなくがなく借りたお金を自由に使うことができます(一部担保・保証人が必要なカードローンもあります)。

カードローンの利用限度額

カードローンでは始めに利用限度額が設定されます。利用限度額とはどのくらいに設定されるのでしょうか。

基本的には、年収の3分の1の額までとされています。他社にも借り入れがある場合はその借り入れ額も含めます。

カードローンはどんなことに使うの?

カードローンは住宅ローンや自動車ローンなど目的が決められている「目的別ローン」とは違い、使う目的は原則自由です。カードローンキャッシングの中で、多くみられる資金用途をまとめてみました。

・生活費 (食費や光熱費、通信費など)
・娯楽・交際費(レジャーや旅行、外食費など)
 
・医療費
・教育費 など

カードローンの注意点

便利なカードローンですが、注意点もあります。

闇金業者に注意!

金融庁に登録されていない業者からは絶対に借り入れをしないようにしましょう。

金利が低いカードローンだからと、安易に決めない!

低金利だからお得であるとは限りません。カードローンの中身をしっかり把握しましょう。

借入先はなるべくひとつにしましょう

2社以上の借入先をつくると、返済日や借入金額の管理が難しくなり、多重債務の一因となります。

返済するためにをまた新しい借金をする「自転車操業」はやめましょう

一つの借入先を完済し終わってないのに、新たな借入先をつくるのは危険です。
借金がどんどん膨らむ危険性が高いからです。

利便性と注意点を把握して検討しよう

カードローンは便利なだけに、節度をもって使うことが重要になります。十分にカードローンの知識や注意点を理解したうえでの利用を検討しましょう。

執筆日2023年2月13日
監修日2023年2月13日

カードローンが返済できなくなったらどうなるの?支払えないときの対処法

カードローンが返済できなくなったらどうなるの?支払えないときの対処法

住宅ローンや自動車ローンなどに比べて、比較的利用しやすいカードローン。
利用しやすい分、安易に利用してしまい、返済が困難になってしまっている方もいらっしゃるかもしれません。

今回はカードローンの返済ができなくなった時の対処をまとめてみました。

返済が遅れたら起こること

支払いが困難になる理由はさまざまですが、返済日に返済がない場合、カードローン会社から督促がきます。
この督促を無視し、支払いをしないとカードローンが利用停止になります。

それでも返済をせずに滞納を続けると、信用情報に延滞したことが記録されます。
信用情報に延滞の記録が登録されると、住宅ローンや自動車ローン、他社カードローン審査時に大きな支障が出ます。

また、遅延損害金を請求されます。

支払いが難しい場合は

どうしてもお金の都合が付かず返済ができない場合、どうすればよいのでしょうか?

まずはカードローン会社に連絡を

「今月の支払いがどうしてもできない」と分かった時点で、速やかにカードローン会社に連絡を入れましょう。

支払いの遅延には変わりはありませんが、あらかじめ「いつまでにいくら支払うか」を伝えておくことで、督促を待ってもらえる場合があります。

長期的に返済が苦しい場合は「債務整理」も視野に

一時的な理由でなく、借り入れ当初と状況が変わり、支払いが長期的に困難な場合は「債務整理」という方法も検討しましょう。

債務整理は大きく分けて4つに分類されます。
・任意整理
・破産手続き
・個人再生
・特定調停

一般的に債務整理の手続きは、弁護士や司法書士に依頼し行います。手続きに入ると、月々の支払いが楽になる、利息のカットなどさまざまなメリットがあります。反面、ローンやクレジットカードの利用ができなくなるなど、デメリットも存在します。

それぞれの手続きのメリット部分、デメリット部分をよくみて検討しましょう。

事前のシミュレーションで無理のない借り入れを

利用しやすいカードローンですが、返済ができなくなると大きなリスクが待っています。
今回は支払いが困難になった場合の方法をご紹介しましたが、支払い困難に陥らないことが一番です。

カードローンを利用する前にしっかりと返済シュミレーションを作るなど、返済困難にならないための対策をとりましょう。

執筆日2023年2月12日
監修日2023年2月13日

カードローンとクレジットカードのキャッシングは何が違うの?

カードローンとクレジットカードのキャッシングは何が違うの?

皆さまは、お金を借りる際にどのようなものを思い浮かべるでしょうか。
消費者金融から借りるカードローンや、お手持ちのクレジットカードに付帯しているキャッシング機能など様々あるかと思います。

ですが「実際のところ何が違うのかよく分からない」という方のために、今回はカードローンとキャッシングの違いについて解説します。

カードローンとは

テレビCMでも流れているため、お金を借りたいという場合、消費者金融のカードローンをイメージする方も多いかと思います。

専用のカードを作り、24時間ATMからお金を借り入れることが出来たり、カードレスで即日、指定口座に直接お金を振り込んでもらえたりと、各社、様々な便利なサービスがあるのが特徴です。
また、限度額の範囲内であれば、何度でも借入と返済を繰り返すことが可能です。

キャッシングとは

いわゆるクレジットカードに付帯しているサービスのひとつで、カードローン同様ATMにて借り入れることが可能です。
毎月の利用限度額があり、ショッピング利用枠とキャッシング利用枠に分かれています。

例えば、「限度額50万円、キャッシング利用枠10万円」の場合、ショッピングで45万円利用した際は、キャッシング利用枠は5万円となります。
「ショッピング利用枠30万円、キャッシング利用枠20万円」と分けられている場合は、その各利用枠まで利用することが出来ます。

自分に合う方はどっち?適した見分け方

まず借入限度額ですが、キャッシングに比べ、カードローンの方が高く設定されているところが多いです。キャッシングの限度額は数十万円のところがほとんどですが、カードローンは収入等によっては、最高数百万円の限度額のものもあります。

次に借り入れした際の金利ですが、キャッシングに比べ、カードローンの方が低く設定されているところが多くなっています。
キャッシングはあくまでもクレジットカードの付帯サービスであるため、やはりここは借り入れ専用のカードの方が有利と言えます。

ただし、キャッシングの、カード1枚で買い物も借り入れもできる点や、急遽お金が必要になった際すぐに借り入れができる利便性は、カードローンにはないメリットと言えるでしょう。

どちらが自分に合っているか考えよう

今まで何となく利用していたという方は、ご自身にどちらが合っているのか、今一度検討してみてはいかがでしょうか。
各社、その時々により様々なサービスを行っているので、ご利用される前にホームページなどで比較し、検討されることをお勧めいたします。

執筆日2023年2月14日
監修日2023年2月14日

カードローンは周囲に知られずに借りられる?

カードローンで周囲に知られずに借りられる?

急な出費が続いてしまった際など、一時的にお金が必要という時に便利なカードローンですが、「借りたことが周囲に知られてしまうのではないか」と不安に思う方も多いかと思います。

そこで、カードローンを利用した際、どのように個人情報が取り扱われているのか解説します。

個人情報の取り扱いについて

カードローンの情報は周囲に知られてしまうことはあるのか、利用を検討されている方としては気になるところですよね。

結論から申し上げますと、基本的に周囲に知られてしまうことはないでしょう。
そもそも、いわゆる「個人情報保護法」をはじめ、貸金業協会等のガイドラインでも個人情報の扱いは厳しく規制されているため、正当な理由なく個人情報を漏らすことは許されていません。

ローン会社にもよりますが、多くの場合、審査時に本人の勤務している会社へ電話連絡を行い、在籍しているかの確認を取っています。
その際も個人名等で連絡する会社が多く、カードローンの審査という内容は本人の承諾なく伝えることはありません。

銀行系のカードローンも、消費者金融と同じく、正当な理由なく個人情報を他者に漏らすことはありません。

周囲に知られてしまうタイミングと対策

基本的に周囲に知られてしまうことはないとはいえ、場合によっては知られてしまう可能性もあるため注意が必要です。
では、どのようなタイミングの際に知られてしまう可能性があるのでしょうか。

審査通過後、カードが郵送されてくる場合

基本的には、本人限定受取郵便にて送ってくる会社が多いようですが、不在の際はポストに不在票が入るため発送元を知られてしまうことがあります。

ローン会社によっては直接窓口で受け取ることや、カード発行をせず直接振り込みのみで利用することも可能なので、事前に問い合わせてみると良いでしょう。

返済を滞納してしまった場合

この場合、滞納している旨が記載された郵送物が自宅に届きます。
また、勤務している会社にも電話がいくこともありますので、返済をしない限り、繰り返し連絡が入るため注意が必要です。

会社によって様々ですが、多くの場合、返済期限を過ぎてから一週間以内には何かしらの連絡が入るため、借りる前にしっかり返済計画を立てるようにしましょう。

気になる方は、事前に確認するのがいいでしょう

このように、カードローンの利用情報は個人情報保護の観点から守られているため、むやみに怖がる必要はありません。
各社、問い合わせ窓口があるので不明点は事前に確認し、正しい知識を持って気持ちよく利用しましょう。

執筆日2023年1月25日
監修日2023年2月9日

もう借金をしたくない人の味方!貸付自粛制度を知ろう

もう借金をしたくない人の味方!貸付自粛制度を知ろう

使い道が自由で使い勝手のいいカードローンですが、きちんと計画を立てて上手に利用しないと痛い思いをすることになりかねません。思わぬうちに借金が重なり、苦しくなってしまう恐れがあります。

そんな方へ向け、2019年3月29日から「日本貸金業協会」と「一般社団法人全国銀行協会」が連携して「貸付自粛制度」を実施しています。
今回は、この「貸付自粛制度」についてみていきましょう。

貸付自粛制度の概要

お金を借りたくない本人が「もうお金を借りません」と自己申告すると、それが貸付自粛情報として各信用情報機関に登録され、各情報機関に加盟する金融機関などに対して提供される制度です。

簡単にいうと、申告者が金融機関などで新たに借り入れができなくなるように依頼するということです。

「全国銀行個人信用センター」または「日本貸金業協会」に申告することで、情報は5年間登録されます。登録手数料は無料です。(※郵送申告の場合は切手代が必要)

貸付自粛制度を利用する際の注意するポイント

制度を利用する場合に注意しなければならないポイントは下記の通りです。

申告できるのは原則本人のみ

申告できるのは本人のみで、原則、家族や配偶者が手続きすることはできません。

ただし、未成年者の親権者や成年後見人などの法定代理人等は申告することが可能です。
代理人が申告するには、細かな要件を満たす必要があります。

特殊なケースとして、本人が行方不明などの場合は親族や配偶者が申告することもできます。

申告日から原則3ヶ月は情報を撤回できない

一旦情報が登録されると、カードローンだけではなく住宅ローンやクレジットカードの契約などもできなくなります。
急にお金が必要になっても対応できません。

また、法定代理人による申告の場合は本人による撤回はできません。

利用中のカードローンには適用されない

貸付自粛制度は新たな貸し付けに応じないように自粛を依頼するものですので、利用中のカードローンの契約がなくなったり、借り入れた借金がなくなったりするわけではありません。

絶対に貸し付けないとは限らない

この制度は「信用情報機関に貸付自粛情報を登録する」もので、金融機関などに貸し付けを制限する制度ではありません。貸すか貸さないかの判断はあくまで金融機関が行うので、「絶対」に「自粛」が適用されるわけではありません。

また、各信用情報機関に加盟していない金融機関の場合は適用されないので、
間違ってもヤミ金などに手を出さないようにしましょう。

制度を理解した上で利用しましょう

これ以上借金を増やしたくないけれど、自分ではどうしたらいいかわからないという方にとって貸付自粛制度はとても有効な制度ですが、気をつけたいポイントがいくつかあります。

利用する場合は、きちんと制度の内容を理解した上で申請しましょう。

参考:一般社団法人 全国銀行協会 全国銀行個人信用情報センター > 貸付自粛制度のご案内
   日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター > 貸付自粛制度について

執筆日2023年1月29日
監修日2023年2月13日

完済したらカードローンは解約するべき?

完済したらカードローンは解約するべき?

みなさんは、カードローンの借入金をすべて返済し終えたとき、同時に契約も終了すると思っていませんか。

実はそうではないのです。

カードローンの「完済」と「解約」の違い

「完済」とは借入金の返済が完了した状態のことを指します。
借入金がないので利息は発生しませんがカードローンの契約は残ったままです。

「解約」とは、カードローンの契約自体を終了させることです。
カードローン契約の多くは定められた期間ごとに自動更新となり、自ら解約を申し込まなければずっと続いていきます。

ただし更新時の審査結果によっては、契約内容の変更や更新ができない場合もあります。

カードローンの解約条件

利息を含む借入金の完済が条件です。
ただし「解約の手続き時点で残高がある場合は解約できない」や「解約申請をしておいて、その後完済になった時点で解約」などローン会社によって違いがあります。

カードローンの解約方法

電話やインターネットから解約に関する書面を取り寄せ、必要事項を記入して返送する方法が多いようです。

急いで解約したいという場合、ローン会社によっては、最寄りの店舗へ行けばその場で解約できるところもあります。

カードローンを解約するメリット・デメリット

では、完済したカードローンは解約した方がよいのでしょうか。
主に考えられるメリット・デメリットについてみてみましょう。

メリット

まず、新たに借金を作ってしまう不安がなくなる点が大きいでしょう。

また、信用情報機関に「解約」という履歴が残ることも大きなメリットとなり得ます。金融機関はローン審査などの際に信用情報を確認するので、借入金がある状態よりもよい印象を与える可能性があります。
ただし、カードローン会社の審査基準は公表されていません。

デメリット

まず、利用していたカードローンにポイント制度があった場合、カードに貯まっていたポイント等がなくなります。

当然ながら、解約した後は急に資金が必要になっても、すぐに借り入れができなくなります。借り入れをしたい場合は再度契約をしなければならないため、前回と同額を借り入れたくても審査状況によっては出来ない可能性があります。

これからの状況を考慮してから決めよう

この先カードローンを使う必要がない場合は、解約しておいた方が安心かもしれません。
一方で、解約してからまた借り入れしたいと思っても、審査や書類提出などで再度手間と時間がかかってしまいます。

解約には、これらのメリット・デメリットがあります。
ご自身の状況と照らし合わせてよく考えて決めましょう。

執筆日2023年2月14日
監修日2023年2月14日

カードローンのリボルビング払いも様々な種類がある?リボ払いの仕組み

カードローンのリボルビング払いも様々な種類がある?リボ払いの仕組み

カードローンの返済方法の中に「リボルビング払い」という返済方法があります。

一口にリボルビング払いといっても「残高スライドリボルビング返済」や「定率リボルビング形式」など、様々な名称がありますが、一体どのような違いがあるのでしょうか。

今回は「カードローンのリボルビング払い」についてまとめました。

リボルビング払いとは

リボルビング払いとは、一般的に「リボ払い」とも呼ばれる「毎月定額または残高の定率を支払う方法」で、クレジットカードの支払い方法などでもよく使われています。
参考:知るぽると  データ資料室 › リボルビング払いとは

リボルビング払いの3つの要素

リボルビング払いの3つの要素は以下の通りです。

元金方式と元利方式

毎月一定の返済額に利息が含まれるか含まれないかの違いです。
元金方式の場合は利息は含まれず、元利方式は利息を含みます。

(例)
「リボ払いで毎月1万円を返済」する場合の返済額
・元金方式:1万円+利息(月々の支払い額は変動する)
・元利方式:1万円(利息が含まれており、月々の支払い額は一定)

一般的に、元金方式の方が「毎月の負担は増えますが元金の減りが早く」、元利方式は「毎月の負担は少ないですが、元金の減りは遅く」なります。

定額方式と定率方式

「定額返済」とは毎月一定額を支払う方式です。「定率返済」は、残高に対してあらかじめ設定された割合で支払います。

(例)
・定額返済:毎月1万円ずつ返済
・定率返済:毎月定率3%ずつ返済 例)借入残高30万の場合 30万円×3%=9,000円を返済

残高スライド方式

借り入れ残高に応じて月々の返済額(定率返済の場合は割合)が変動する方式です。

(例)
・借入残高が10万円未満の場合、返済額1万円
・借入残高が10万円以上〜20万円未満の場合、返済額2万円

これら3つの要素が「定額+残高スライド」や「元利+定率+残高スライド」などのように
組み合わさって、様々なリボルビング払いが出来上がるのです。

残高スライド元利定額リボルビング方式

カードローンで多く使われているのが、この「残高スライド元利定額リボルビング方式」のようです。

ただ、カードローン各社の返済方式の名称は様々です。「元金」や「元利」などの文言が
入っていない場合もあり、一見ではわからないこともあります。

また、名称には「定額」と記載があっても、実際には「定率方式」のような仕組みになっている場合もありますので、返済方法をチェックする際は名称だけではなく、内容まできちんと確認するようにしましょう。

リボルビング払いは返済方法を確認してから利用を

リボルビング払いには、毎月の支払い額が一定なので「家計の管理がしやすく返済計画を立てやすい」というメリットがあります。

一方で、お金を使っているという意識が少なく、いつのまにか借入金が増えてしまったり、返済方式によってはなかなか元金が減らず、返済期間が長くなるというデメリットもあります。

カードローンを利用する際には、返済方法をきちんと理解し、無理のない返済計画を立てるようにしましょう。

執筆日2023年1月30日
監修日2023年2月9日

年齢制限を知って、カードローンを上手に利用しよう

年齢制限を知って、カードローンを上手に利用しよう

人生100年時代を見据え、セカンドライフを充実させたいと思ったときに気になるのは
やはり「お金」です。

息子夫婦と一緒に旅行に行くことになった、突然のケガや病気で治療が必要になった等、急にまとまったお金が必要になったが手持ちに余裕がない。

そんな時に便利なのが「カードローン」です。

あらかじめ決められた利用限度額の範囲なら、いつでも何回でも利用でき使い道が自由なのが特徴ですが、シニア世代が利用する場合、気をつけなければならないことがあります。

カードローンの年齢制限は何歳?

カードローンは何歳でも利用出来るわけではありません。

ローン会社によりますが、利用条件の下限は18歳以上、上限は概ね65歳前後〜70歳前後
としているところが多いようです。

2022年4月より成年年齢が20歳から18歳に引き下がったため、一部のカードローンでは18歳・19歳でも利用できるようになりました(ただし、一部の銀行カードローンなどでは成年年齢引き下げ後も、申し込みは20歳以上から可能としているところもあります)。

民法で法定代理人(主に両親)の同意を得ないで契約できるのが18歳以上と決められており、未成年者がカードローン会社と契約しても、原則その取消は可能です。

つまり、カードローン会社は未成年者と契約した場合、貸したお金が返ってこないというリスクを背負うことになるのです。

対して、年齢の上限はカードローン会社が独自に決めており、厳しいところでは
60歳まで、高いところでは70歳まで利用可能となっているところもあります。

どうして年齢制限に上限があるの?

理由の一つは、定年退職などで「安定した収入」が見込めなくなるからでしょう。

多くのカードローン会社では、「安定収入があること」が利用条件にあげられるように、
借りたお金をきちんと返せる能力があるのかどうかを何よりも重視しています。

また、カードローンの返済は長期にわたるので、年齢を鑑みてずっと返済を続けていくのは難しいと考えられるのも一つの要因でしょう。

「年金収入」は安定した収入に入らない?

カードローンを利用したいシニアの方が「年金収入のみ」では、各カードローン会社の定める安定した収入の条件に当てはまらないことが多いようです。
(一部、年金のみでも契約可能なカードローン会社もあります)

もし働くことができる状況であれば、アルバイトやパートなどで収入を得ることを検討してみるのもいいかもしれません。

年齢制限に達したらどうなるの?

いくつかのカードローン会社に確認したところ、上限年齢に達した時点で借り入れはできなくなり、その後は返済のみの契約になるという回答でした。

ただ上限に達しても、定期的な更新で契約の見直しはあるが、継続して借り入れは可能
という会社もあったので、気になる方は直接確認されることをおすすめします。

収入などを考慮しながら検討しよう

カードローンはとても便利ですが、とくにシニア世代の方は年齢制限やご自身の収入を踏まえ、返済計画を立てた上で利用することが大切です。

カードローンを上手に取り入れて充実したセカンドライフをおくってくださいね。

執筆日2023年2月10日
監修日2023年2月13日

カードローンの利用しやすさに隠れているデメリットとは?

カードローンの利用しやすさに隠れているデメリットとは?

テレビCMや広告などで目にすることが多いカードローン。住宅ローンなどの借り入れとは違い、使い道も自由で幅広い方々が利用できるなど、その利用しやすさばかりが取り上げられます。

しかし、利用しやすいからこそ、思わぬ「デメリット」があります。
今回はカードローンの利用しやすさに隠れている「デメリット」についてまとめました。

カードローンの利用しやすさ

デメリットを考える前に、まずはカードローンの利用しやすさについて確認しましょう。

無担保・保証人が不要、使い道も自由

カードローン以外のローンは保証人が必要であったり、担保が必要であったりしますが、カードローンは基本的には無担保で、保証人が不要です。

また、カードローンは住宅ローンや自動車ローンとは違い、使い道が自由です。生活費や自動車購入やショッピング、旅行などの娯楽費にも利用できます。

色々な用途で借入れができ、制限が少ないのは、カードローンの大きな魅力です。

借入れも返済もしやすい

カードローンでは、借入れをATMから引き出す方法や口座に振り込んでもらう方法を選択でき、返済も、ご自身の返済しやすい日にちを返済日にできたり、返済方法も多様です。

借り入れ、返済どちらも自分にあった使い方ができ、自由度が高いのも、カードローンの利用しやすさのひとつです。

申し込みが簡単、審査も短時間

ネットで申し込みが可能なものや、1時間もかからず審査が完了してしまうカードローンもあります。急にお金が必要になった場合など、審査に時間がかからないのは借り手にとってはありがたいことですね。

カードローンのデメリット

ここまでのように「カードローンは自由度が高く、借り入れもしやすい」といいことばかりのように思えますが、果たしてそれだけなのでしょうか。借り入れをする際に、忘れてはならないデメリットについても見てみましょう。

借金をしているという感覚がなくなってしまう

カードローンは簡単で、手軽に借り入れも返済もできてしまいます。

そのため、ただお金をおろしているような感覚に陥ってしまい、借金をしているという感覚を失いやすくなります。少しづつ借りる金額や回数が増え、借り入れがどんどん増えてしまうことになりかねません。

お金を借りるということは、必ず返済しなければならないというもっとも重要なことを、常に頭に入れておくことが大切です。

他のローンに比べて金利が高い

無担保・保証人不要であることが多いカードローンは、借り入れている個人の信用が担保となります。そのため、貸し倒れのリスクが高く、他のローンに比べ金利は高く設定されています。

長期間にわたる返済で利息が多くなる

毎月の返済額が少なく返済期間が長期になってしまうと、金利が高いために、最終的に支払う利息は膨れ上がってしまうことになります。

デメリットにも注意をしよう

カードローンは利用しやすく魅力もありますが、デメリットもあります。利用しやすさばかりに目がいき借り入れを重ねてしまうと、思わぬ大きな借金を背負うことになってしまうかもしれません。

デメリットもふまえて上手に利用すれば、いざというときの強い味方になってくれるカードローン。借り入れをする際には、返済計画についても頭に入れておくとよいでしょう。

執筆日2023年2月5日
監修日2023年2月9日

カードローンは何歳まで借入れできる?高齢者のキャッシングについて解説

カードローンは何歳まで借入れできる?高齢者のキャッシングについて解説

近年、物価は上がったものの収入はなかなか増えないと感じられている方もいらっしゃるかもしれません。お金の借り入れをしたい方は若年層だけではなく、高齢者も多くいます。

今回はカードローンの年齢制限や高齢者のキャッシングについて解説します。

カードローンって年齢制限はあるの?

カードローンの融資条件は各社さまざまですが、年齢制限はあるのがほとんどのようです。

下限年齢は18歳以上。上限年齢はほとんどの場合は69歳以下のところが多いようです。近年高齢者が多いこともあり、69歳以降でも借り入れできるカードローン会社もあるようですが少数派です。

なぜ上限年齢があるのか

上限年齢が設定されている多くの理由は、高齢になると継続的な収入が入ることが困難になってくる場合が多いためと言われています。
また、高齢になっていくと死亡リスクが高くなります。すなわち、返済を終える前に亡くなってしまうリスクも高くなるということです。

以上のことから、高齢の方にお金の貸付をすることはカードローン会社にとって貸し倒れリスクがとても高く、危険なことなのです。

上限年齢を超える高齢者はどうすれば借り入れができるのか

現在、カードローンの多くは69歳以下までしか借り入れができないものが多いですが、69歳以降でも借り入れできるカードローンが増えてきています。

高齢者への融資は貸し倒れリスクが高い為、金利が高めに設定されているカードローンがほとんどですが、年金収入のみの方でも借り入れすることが可能なカードローンもあります。

高齢者の方は知っておきたい「リバースモーゲージ」

「リバースモーゲージ」とは持ち家などの不動産を担保にしてローンを組む商品です。契約者利用期間中は利子のみの返済となり、契約者が亡くなった時に担保である不動産を売却し、元本が返済される仕組みになっています。

持ち家などの不動産を所有してない場合は利用が困難ですが、高齢化社会の今、知っておきたい借り入れ制度です。

検討まえにリスクを把握しておこう

高齢の方がローンを組み、返済途中でお亡くなりになると、残されたご家族に返済義務が生じます。まずは生活を見直し、安易にカードローンに手を出さないことも大切です。

それでも必要な場合は、カードローン各社の上限年齢をしっかり確認し、ご自分にあった無理のない借り入れをしましょう。

執筆日2023年2月10日
監修日2023年2月13日

毎月の返済がラクになるかも?カードローン借り換えの正しい知識

毎月の返済がラクになるかも?カードローン借り換えの正しい知識

毎月のローン返済は大変ですよね。
少しでも返済額がラクになる方法ってないかな?と考えている方へ、その方法のひとつとしてカードローンの「借り換え」を解説していきます。

借り換えってなに?

「借り換え」とは、今のカードローンから他社のカードローンに乗り換えることを指します。
カードローンを借り換えることによって、返済がラクになる可能性がありますが、さまざまなリスクもあります。メリットや注意点について確認していきましょう。

借り換えのメリット

まず、借り換えを行うことによるメリットについては下記の通りです。

金利や返済額が下がる可能性がある

金利が高いとその高い金利分、元金以上の金額が返済額に上乗せされます。
例えば、金利15%のカードローンから金利10%のカードローンに借り換えたとしたら、5%分、最終返済金額が減ります。最終返済額が下れば、毎月の返済額も下がります。

より使い勝手の良いカードローンを利用することができる

返済日を一本化して返済しやすくしたり(おまとめローン)、口座引き落としを利用する場合はATM手数料がかからないカードローンを選び直したりすることもできます。

借り換えの注意点

メリットだけではなく、注意点もあります。

審査に通過しづらい場合がある

現在利用中のカードローン等で延滞したことがある場合や、またカードローンの利用期間が短く利用中のカードローン実績があまりないと、審査に通りづらい可能性があります。

また、審査に通らなかった場合、審査落ちの記録が残されます。

総返済額が増える場合もある

銀行系から消費者金融系のローン会社に乗り換えたり、メリットデメリットを把握せず、審査基準が甘いなど目先の理由で借り換え先を決めると、総返済額が増えてしまう場合があります。「他社に比べて審査が甘い」という明確な根拠はありませんので気をつけましょう。

手間や時間がかかる

損をしないようにと、借り換え先候補のカードローン各社の情報収集や返済シミュレーションを繰り返し行えば、手間や時間がかかります。

借り換えを検討するとよい方

借り換えが向く方はこんな方々です。

・現状のカードローンの金利が高いと思っている方
・個人信用情報(延滞など)に問題のない方
・現状のカードローンの借り入れ残高が多い方

などは借り換えすることにより、返済の負担を軽減できる可能性があります。
一度、借り換えをご検討されてみてはいかがでしょうか?

借り換え前は入念に調べよう

カードローンの「借り換え」はよく耳にするワードで良い面もありますが、リスクもあります。
そのため、カードローンの借り換えを検討されている方は、返済シュミレーションや各カードローンの詳細などをしっかり調べ、自分に一番良い結果になる借り換えをしましょう。

執筆日2023年2月10日
監修日2023年2月13日

おまとめローンで返済額は減らせる?おまとめローンの条件4社比較

おまとめローンで返済額は減らせる?おまとめローンの条件4社比較

複数のローン返済でお困りの方、「おまとめローン」をご存じでしょうか?
今利用されているローン会社が2社以上の場合、1社にまとめることで返済の手間が減り、返済額を減額できるかもしれません。

この記事では、「おまとめローン」の特徴や融資条件をご紹介いたします。

おまとめローンの特徴

おまとめローンは借入先を一本化する契約です。借入先を1つにすることで、金利が下がる場合があります。また、返済日が一本化されることで、お金の管理がしやすくなります。

金利は借入額が大きくなると上限が下がります。そのため、借入先をまとめることで金利が下がることが多いのです。

ただ、金利は上限の範囲内でカードローン会社が決めるため、おまとめローンにしても変わらないケースもあります。また、借入額が少額の場合はまとめても金利が下がらないこともあるようです。

なお、おまとめローンは返済することが目的なので、基本的には他社で借入れた分しか借入はできません。

おまとめローンの条件比較

各社のおまとめローンの条件をまとめました。

  A社(消費者金融) B社(銀行) C社(銀行) D社(消費者金融)
おまとめ融資
限度額
1万円~800万まで 30万円~1,000万円まで 10万円~500万円まで 300万円まで
金利 3.0%~17.5% 9.8%、12.5%、14.6% 6.0%、9.0%、12.0%、14.0% 6.3%~17.8%
期間 最長10年
(120回)
10年 1年以上10年以内 最終借入後、最長10年
(1~120回)
年齢 20歳以上 20~65歳未満 20歳~66歳未満、かつ、71歳未満で返済が終わる 20歳以上65歳以下
身分や収入 定期的な収入と返済能力のある方

・前年度の税込年収200万円以上

・正社員、契約社員、派遣社員の方

・指定保証会社の保障を受けられる方

・安定収入のある方(派遣社員、契約社員、アルバイトも可、学生不可)

・指定保証会社の保証を受けられる方

安定した収入と返済能力のある方(主婦・学生でもパート・アルバイト等で安定収入があれば可)

上記の通り、各社の融資額、金利、申込み条件が異なります。

本当に減額できる?

「3社から総額200万を借りた場合」と「おまとめローンを利用した場合」を比べてみましょう。3社からの借入は次のとおりとします。

E社:借入金50万円(返済期間10年)、金利14.5%、毎月7,914円返済
F社:借入金100万円(返済期間10年)、金利14.0%、毎月1万5,768円返済
G社:借入金50万円(返済期間6年半)、金利15.0%、毎月1万72円返済

これをB社のおまとめローンを利用して200万円借り入れると、金利は12.5%、120回払いで、毎月の返済額が2万9,275円となります。

3社で借入れた場合の返済額は毎月3万3,754円ですから、毎月4,479円の減額になります。なお、総返済額で比較した場合は、3社合計約361万円とB社約351万円となり、約10万円減額になります。

しかし、おまとめローンの金利によっては、毎月の返済額が変わらなかったり、増えてしまう場合もあります。

おまとめローンを検討されるときには、ご自身の申込み条件に合う会社を何社か比較して、返済期間と返済額のバランスも確認しましょう。

おまとめローン利用時には必ず比較検討を

おまとめローンは、条件が合えば返済額が減ることもありますが、あまり効果が出ないケースもあります。利用する前に必ずシミュレーションをして、比較検討しましょう。

その他返済等でお悩みの方は、日本賃貸業協会の「賃金業相談/紛争解決センター」という問い合わせ先もありますので、一人で悩まずにまずは相談してみましょう。

執筆日2023年2月10日
監修日2023年2月22日

災害時のカードローン返済はどうする!?各社が行う特別措置について

災害時のカードローン返済はどうする!?各社が行う特別措置について

昨今、日本では地震、台風等の災害のニュースが多くみられます。今後も、これまでとは比較にならない大規模な被害をもたらすような災害が頻繁に起きることも予想されます。

では、もしも被災してしまった場合、カードローン返済が一時的に難しくなってしまったら、カードローン会社ではどのような対応が可能なのでしょうか。

災害時の対応

各社、災害時の対応についての案内があります。まずは、利用している会社へ連絡してみましょう。

消費者金融の場合

それぞれの会社で「災害にあわれたお客様へ」とし、専用のフリーダイヤルを設けています。カードの紛失や返済についての相談にも対応してもらえます。

被災した場合借り入れのことまで頭がまわらないかもしれませんが、まずは自分の状況を説明し、今後の相談をしてみるとよいでしょう。
ます。

銀行系の場合

被災後の生活の立て直しを支援するため、個々の被災状況を踏まえて返済期間の見直し、元金や利息の減額や免除等を行う返済支援をしているようです。
被災者が生活再建できるまでの一定期間において、無利息での支援を行う応援融資等も実施していました。

また、復興や活性化の為のサービスも提供しています。
被災地域のお客様を対象とした「特別金利住宅ローン(個人向け)」や「特別ファンド(法人向け)を取り扱うなどの事業の支援や、リースアップ車両の無償提供を行っている会社もあります。

まずは、連絡を!

各社、被災後の対応はさまざまです。
カードローンの返済が滞ってしまいそうな場合、まずは専用フリーダイヤルもしくはカード裏面に記載されたコールセンターへ必ず連絡しましょう。

日本賃金業協会や全国銀行協会では、被災者への適切な対応を各社へ呼びかけていますので、カードローン会社の対応等でなにかご相談したい事がある場合は、各協会に問い合わせることもできます。

被災して生活を立て直すのは、体力的にも精神的にも負担が大きくなります。そんな中で、借金の返済にまで頭を悩ますのは得策とはいえません。返済について相談できるのは心強いですね。繰り返しになりますが、まずは利用会社へ連絡してみましょう。

(参考)
日本賃金業協会
https://www.j-fsa.or.jp/moneylender/index.php

全国銀行協会
https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-i/8815/

執筆日2023年2月6日
監修日2023年2月9日

カードローンの申込み時には何が必要?消費者金融2社の持ち物を調べてみた

カードローンの申込み時には何が必要?消費者金融2社の持ち物を調べてみた

カードローンを利用する時、申込みにはなにが必要になるのでしょうか。
いざ申込みする時になって「これがやはり必要だった」と再度足を運んだりするのは、大変面倒なことです。

そのような二度手間にならないように、申し込みに必要なものについて2社の具体例をあげて確認してみましょう。

申込みに必要なもの

実際に申込みにおいて必要なものを調べてみました。

A社

まず、本人確認書類が必要です。具体的には運転免許証(運転軽歴証明書)、運転免許証の交付を受けていない場合は顔写真のついた個人番号カードやパスポート等、もしくは健康保険証+発行日から6ヶ月以内の住民票または領収日から6ヶ月以内の公共料金領収証または納税証明書が挙げられています。

また、借入額が50万以上または他社を含めた借入総額が100万円超の場合は収入証明書類も必要になります。最新の源泉徴収票か確定申告書、直近2ヶ月の給与明細書+賞与がある場合は直近1年分の賞与明細書、最新の市民税、県民税額決定通知書や所得証明書のいずれかを用意する必要があるようです。

B社

B社も本人確認書類が必要です。
運転免許証、パスポート、来店による手続きの場合のみ健康保険証+住民票も可能となっています。

借入額が50万以上または希望の借入額と他社での利用額が合計100万円超の場合に収入証明書類が必要になる点もA社と一致しています。
最新の源泉徴収票か確定申告書、直近2ヶ月分の給与明細書+賞与があれば1年分の賞与明細書が挙げられていました。

本人確認書類と収入証明書類について

2社を比較してみると、本人確認書類と収入証明書類(借入額が50万以上または今回の借入希望額と他社での借入合計が100万円超の場合)が必要というのは同じでした。しかし、その中で指定される提出書類が少し違うことが分かります。

カードローン会社を選ぶ際に、申込み書類を確認してから、ご自身が揃えやすい書類を選択できる会社を選ぶのもいいかもしれませんね。

事前に必要書類の確認を

カードのキャッシングを申込みしたいと思っても、上記の書類をすぐに揃えることは難しい場合もあるでしょう。
カード会社のキャッシングを備えとして持っていれば、コンビニ等ですぐに必要なお金を手にすることができますが、借入せずとも持っているだけで借入枠を利用している扱いとなります。また、利用するとその時点から利息が発生してしまいます。カードのキャッシングを検討している場合は、申込み書類を事前に調べておくことで、緊急のときにも焦らず申込みができます。返済計画以外にもこういった事前準備も入念に行いましょう。

執筆日2023年2月10日
監修日2023年2月13日

貸金業法の改正内容とは?2010年の改正点についてまとめ

貸金業法の改正内容とは?2010年の改正点についてまとめ

カードローンを利用されている方や利用を検討されている方、「貸金業法」をご存じでしょうか?

貸金業法は、返済しきれないほどの借金を抱えてしまった人が増加したことを受け、2010年6月に改正されました。今回は、改正された法律を具体的にご紹介したいと思います。

貸金業法とは

貸金業法は、個人や事業者にお金を貸し付ける貸金業者に対する規制や、借入れについての制限等を定めている法律です。
貸金業法の対象となる貸金業者は、財務局又は都道府県に登録している消費者金融やクレジットカ-ド会社等のことを言います。

ちなみに、クレジットカードのキャッシング取引は対象となりますが、ショッピング取引では対象になりません(リボ払い、分割払い、ボーナス払いには別途「割賦販売法」という法律が対象になります)。

お金を借りる目的を明確に

借入をする目的は明確でしょうか?
その目的がギャンブルや娯楽、必要以上に高額な宝飾品や衣服などの場合、お金を借りてまでする必要がある支出なのか、一度熟考してみてください。

目的が生活費補填の場合、家計全体の収支を再確認し無駄な支出がないか等の洗い出しをして、早急に黒字家計になるよう改善に取り掛かりましょう。
事情があり働けないなどの場合は、親族や自治体の相談窓口に支援の相談をしてみてはいかがでしょうか。

改正された貸金業法

改正されたポイントは、お金を借りる人が返済できないほどの多額の借入ができなくなったり、貸金業者が高い利息で過度の支払いを請求することができなくなったことです。
つまり、利用者を守るために大きく変わったのです。

改正された法律は、以下の三点になります。

借入額の制限(総量規制)

貸金業者からの借入残高は、年収の3分の1以下となりました。
例えば、2021年日本人平均給与の443万円(国税庁の2021年民間給与実態調査より)ですと、およそ147万円までが借入可能ということになります。

注意点:下記は貸金業法の適用除外となります。
・銀行から個人が借入をした場合⇒貸し手が銀行(金融機関全て)の為
・貸金業者から法人が借入をした場合⇒借り手が法人の為
・住宅ローン、マイカーローン⇒貸金業法の適用ではない為

グレーゾーン金利の廃止(上限金利の引き下げ)

金利に関わる2つの法律も改正されました。
上限金利以上の金利は無効として定める「利息制限法」では、貸付額に応じて金利上限を15~20%までとしました。
また、刑事罰の対象となる上限金利を定めた「出資法」では、上限金利を一律20%(改正前は29.2%)に引き下げました。

もしもこの法律に反した場合、貸金業者は契約の無効、行政処分、刑事罰と厳しい処分の対象になります。

貸金業務取引主任者の設置(貸金業者に対する規制の強化)

営業所等に貸金業務をする50人いた場合、法令遵守の助言と指導を行う国家資格のある者(貸金業者取引主任者)を1人以上置かなければなりません。

賃金業法について理解を深めておこう

いかがでしたか?
改正された業法を理解しているだけで、自分や自分の周りがカードローンを利用する際に、強い味方になるのではないでしょうか。

今後さらに賃金業法が改正した時には、是非注目してみましょう。

執筆日2023年1月31日
監修日2023年2月9日

カードローンのキャッシュレス化・カードレス化と懸念されるリスク

キャッシュレス化・カードレス化

日本政府の後押しもあり、キャッシュレス決済はすっかり日本で普及し、私たちの生活に欠かせない存在になりはじめています。その流れはカードローン業界にも波及しているようです。
今回はカードローンのキャッシュレス化とカードレス化について解説します。

カードローンのキャッシュレス化・カードレス化とは

「キャッシュレス」とは、金銭取引において現金を用いずに決済を行う方法を指します。

代表的なものとして、商品購入時にクレジットカードや電子マネー、スマホ決済を使用して行う決済があります。

カードローンのキャッシュレス化・カードレス化についても、各消費者金融会社が多種多様なサービスを用意しています。

スマートフォンにアプリをダウンロードして、アプリ内でカードローンの申込みから借入まで完結するサービスや、専用アプリをダウンロードして、ATMに表示されるQRコードを読み込むことで、カードレスでお金が借りられるサービスなどがあります。。

キャッシュレス、カードレスとなることで、カードの紛失のリスクがなくなったり、カードを持ち歩かなくても、スマホ一つでお金を借りられたりするというメリットがあります。

カードローンがキャッシュレス化することで危惧すること

キャッシュレスは便利な決済方法ですが、反面、使用する場合に注意しておくべき点もあります。

お金を借りている意識が薄れる

キャッシュレスで借入れを行うと、プリペイドカード残高があたかも自分の銀行預金のような錯覚を起こし、お金を借りている意識が薄れる可能性があります。

ですが、そもそもプリペイドカードにチャージされたお金の源泉は、カードローンで借入をしたお金です。
そのことを忘れないようにしましょう。

現金決済に比べ、お金を使っている意識が薄れる

現金の場合、手元にある現金の残高が目に見えて減るため、お金を使った実感が湧きやすいのが利点です。

一方キャッシュレス決済の場合は、機械に表示された数字だけが減るためお金を使った実感が現金に比べて薄くなりがちです。
ついつい使いすぎてしまわないように、注意が必要となります。

お金を借りるのがより簡単になる

スマホ1つで、借入からプリペイドカードへのチャージが完了してしまうため、お金を借りる手間と心理的ハードルが低くなり、安易に借入を繰り返してしまう人が増えることが予想されます。

お金を借りているという意識を常に持っておこう

カードローンのキャッシュレス化が進むと、より簡単にお金を借りる事ができてしまうので、返済に苦労する人が増加する危険性があります。
手軽で便利という利点は理解しながら、そもそもその借入れが本当に必要なのか、借りた後の返済はどう行うのか、をきちんと確認したうえで利用を検討するようにしましょう。

執筆日2023年2月10日
監修日2023年2月23日