第 7 回

カードローンの返済が遅延しそう!遅延した場合のリスクや対策とは?

田端 沙織

遅延した場合のリスクや対策

毎月の収入が減ったり、予定外で多額の出費があったりするとカードローンの返済が大変になりますよね。場合によっては返済遅延の可能性も出てくるかと思います。
今回は、返済遅延で発生するリスクと、実際に遅延した場合の対策について解説します。

返済遅延で発生するリスク

カードローンの返済が遅延すると、カードローン会社から支払い督促を受けるのに加え、個人の信用情報にも「事故記録」として記録され、以降のローン申し込みや利用に制限がかかる場合があります。

カードローン返済遅延から強制執行までの流れ

カードローンの返済が遅延すると、まずは電話や郵便物による案内が来るケースが多いようです。
数回に渡って送られるその案内を無視して延滞を続けていると、今度はカードローン会社から督促状が送られてきます。

督促状を受け取っても何も対応をしない場合、今度は裁判所からの督促や強制執行がなされ、財産や給料の差し押さえまでに発展する可能性があります。

このように返済の遅延によるリスクは大きく、個人の信用情報にも登録されその後の生活で制限や不便さが生じます。

返済が遅延しそうな場合の対策

遅延のリスクについて分かっていても、どうしても返済が遅延してしまいそうな場合はどのように対応したらいいのでしょうか。

返済遅延が分かった時点で行うべき対応は、以下の2つになります。

1.借入先に連絡をする

遅延する確率が高い場合は、まずは借入先にその旨を連絡しましょう。現在の状況と、いつなら返済可能かについてきちんと情報共有をして、どのように対応すればよいか相談してください。

2.返せる金額だけ、先に返済する

本来の返済金額満額でなくとも、返済できる金額だけでも払うことが大切です。借入先に返済の意思があることを証明できますし、遅延損害金を減らすこともできます。

実際に返済が遅延した場合の対策

遅延した場合、損害遅延金が発生したり信用情報に遅延情報が登録されたりします。状況によっては借入金の全額一括返済を求められる場合もあります。
そのような事態を避けるために、以下のような対応をとりましょう。

1. 借入先に連絡をする

まず、借入先に電話連絡をします。早めに連絡し相談することで、返済を翌月にまとめて支払うように変更する、などの対応をとってもらえる可能性があります。

2.返済計画の見直し

借入先と相談しながら、日常生活の収支の改善と返済計画を見直しましょう。

3.債務整理を検討する

ほとんど返済が不可能な場合は、債務整理という方法があります。弁護士や司法書士がメリット・デメリットを含め相談にのってくれます。解決策が見いだせず悩んでいる場合は、早めに相談しましょう。

まとめ

うっかり1日でも返済が遅れてしまうと、遅延になってゆくゆくは大きなリスクを背負うことになります。お金を借りる時にまず返済計画をたてて、返済途中でも定期的に自分の収支と照らし合わせて計画を立て直しましょう。

執筆者 田端 沙織 (たばた・さおり)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

鎌倉市出身、逗子市在住。2男1女を育児中。大学を卒業後、FP2級を取得した際、資産運用の楽しさに開眼し証券会社に勤務。10年以上お客様にまごころ込めて対応していたが、会社とお客様の向いている方向が違う事にモヤモヤを感じる。
現在は、お客様と自分が同じ方向を向くことでお金や将来の不安が少しでも減るよう、中立的な立場のFPとして活動中。また、「キッズ・マネー・ステーション認定講師」として子供、親子向け金銭教育講座を開催している。

監修者 町田 萌 (まちた・もえ)
代表取締役・ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

大学在学時よりFPを志し、外資系損害保険会社、eラーニング専門企業に勤務。卒業後、税理士法人勤務を経て、外資系生命保険会社出身の専務とともにFP事務所を開業。2018年4月に法人化し、FPサテライト株式会社を設立、代表取締役に就任する。
現在は、相談業務、Webメディアの執筆、セミナー講師等、幅広く活動を行なっている。また、税理士法人勤務の経験から、中小企業向けの経理業務支援なども行っている。
金融商品を取り扱わず、お客様の立場に立った中立な相談、幅広い分野からの問題解決をモットーとしている。

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