急な出費が続いてしまった際など、一時的にお金が必要という時に便利なカードローンですが、「借りたことが周囲に知られてしまうのではないか」と不安に思う方も多いかと思います。
そこで、カードローンを利用した際、どのように個人情報が取り扱われているのか解説します。
個人情報の取り扱いについて
カードローンの情報は周囲に知られてしまうことはあるのか、利用を検討されている方としては気になるところですよね。
結論から申し上げますと、基本的に周囲に知られてしまうことはないでしょう。
そもそも、いわゆる「個人情報保護法」をはじめ、貸金業協会等のガイドラインでも個人情報の扱いは厳しく規制されているため、正当な理由なく個人情報を漏らすことは許されていません。
ローン会社にもよりますが、多くの場合、審査時に本人の勤務している会社へ電話連絡を行い、在籍しているかの確認を取っています。
その際も個人名等で連絡する会社が多く、カードローンの審査という内容は本人の承諾なく伝えることはありません。
銀行系のカードローンも、消費者金融と同じく、正当な理由なく個人情報を他者に漏らすことはありません。
周囲に知られてしまうタイミングと対策
基本的に周囲に知られてしまうことはないとはいえ、場合によっては知られてしまう可能性もあるため注意が必要です。
では、どのようなタイミングの際に知られてしまう可能性があるのでしょうか。
審査通過後、カードが郵送されてくる場合
基本的には、本人限定受取郵便にて送ってくる会社が多いようですが、不在の際はポストに不在票が入るため発送元を知られてしまうことがあります。
ローン会社によっては直接窓口で受け取ることや、カード発行をせず直接振り込みのみで利用することも可能なので、事前に問い合わせてみると良いでしょう。
返済を滞納してしまった場合
この場合、滞納している旨が記載された郵送物が自宅に届きます。
また、勤務している会社にも電話がいくこともありますので、返済をしない限り、繰り返し連絡が入るため注意が必要です。
会社によって様々ですが、多くの場合、返済期限を過ぎてから一週間以内には何かしらの連絡が入るため、借りる前にしっかり返済計画を立てるようにしましょう。
気になる方は、事前に確認するのがいいでしょう
このように、カードローンの利用情報は個人情報保護の観点から守られているため、むやみに怖がる必要はありません。
各社、問い合わせ窓口があるので不明点は事前に確認し、正しい知識を持って気持ちよく利用しましょう。
監修日2023年2月9日