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気軽にお金を借りられるカードローンですが、借りたお金は利息をつけて返済しなければなりません。最初は少額だったのに、気づけば大きな借金になって反対に家計を圧迫することになってしまうかも……。
そんなことにならないために、カードローンでお金を借りる前にできることについて考えてみましょう。
そのお金、本当に必要?
まずはお金を借りる前に、そのお金が本当に必要かどうかもう一度考えてみてください。カードローンでお金を借りる事は簡単ですが、きちんと計画的に返済することは簡単ではありません。
そのお金の使用目的が、ギャンブルや娯楽、必要以上に高額な買い物などの場合、どうしても必要がある支出なのか再度熟考してみてください。そして、返済の必要があるということを思い出してほしいのです。
目的が生活費補填の場合、家計全体の収支を再確認し無駄な支出がないか洗い出してみましょう。そして、早急に黒字家計になるよう改善に取り掛かりましょう。
もしどうしても借りなければならない場合は、親族や自治体の相談窓口に支援の相談をする方法もあります。
お金を借りる前にできること
そもそも貯蓄が十分にあれば、お金を借りる必要はありません。
貯蓄を増やす方法として、以下の3つがあります。
・家計の収支を把握する
・収入を増やす
・支出を減らす
この3つの方法を組み合わせて行うことで、より効果的に貯蓄を増やすことができます。これらはあたりまえのことのようですが、とても大事なことなのです。
家計の収支を把握する
自分の家計の収支を把握していないと、返済計画すら立てることができません。まずは1ヶ月~3ヶ月間の収支を記録して実態を把握しましょう。家計簿は苦手という方も、あまり難しく考えず、大まかなお金の流れを把握することが大切です。
今は家計簿アプリなどもあるので、それを利用するのもいいでしょう。自分に合った方法でまずは続けてみましょう。
収入を増やす
黒字家計は、収入-支出=貯蓄になります。
収入はすぐに増やすことは難しいですが、昇給できるようスキルアップに努める、副業が可能であれば行うなど、その積み重ねが収入アップにつながります。
昇給が見込めない会社勤めの場合は、転職をするのも選択肢の一つです。
支出を減らす
収入に比べ支出を減らす方が比較的簡単です。支出を減らすには、まず「固定費」を見直すと節約効果が持続します。代表的な固定費の見直し項目は以下になります。
住居費
住宅ローンを組んでいる場合は、金利と借り換え手数料を考慮したうえでより金利の低い銀行に借り換えを検討しましょう。特に返済期間が長く残っている場合、借り換えは有効な手段です。
賃貸の場合は、引越し代や初期費用を考慮したうえで、より安い家賃の物件に引越しを検討するのもひとつの方法です。
保険料
ライフステージとともに必要な保障が変わります。現状に合った必要最低限の保障を確認し、それに適した保険へ見直しをしましょう。
通信費
携帯電話料金の通信料は、大手キャリアの通信事業者から格安SIMの通信事業者に乗り換える事で、月々の通信料を数千円抑えることができます。
また大手キャリアをそのまま利用する場合でも、新プランが発表されたタイミングなどに自分の使い方にあったプランに変更するだけでも、通信費を抑えることができます。
返済のことも考えておきましょう
カードローンを利用する前に、もう一度お金を借りる目的や自分の家計の現状を再確認してみましょう。お金の流れを把握することで、そもそもお金を借りる必要がなくなるかもしれません。どうしても利用しなければならない時は、返済のこともしっかり考えておきましょう。
監修日2023年2月6日