第 3 回

カードローンの申込みは誰でもできる?

田端 沙織

カードローンの申込みは誰でもできる?

カードローンの申込を考えた場合、まず自分が申込み可能か気になりますよね。
今回は、カードローンに申込みができる人と申込み後の審査結果について解説します。

カードローンの申込みができる人

カードローンは、基本的に収入がないと返済ができないため、「安定かつ継続した収入の見込める方」が申込み可能です。例外的に、収入のない専業主婦は配偶者に安定した収入がある場合、「配偶者貸付け契約」として配偶者と併せた年収3分の1以下の借入が認められます。

「配偶者貸付け契約」を利用するには、配偶者の同意書・収入証明書・婚姻関係証明書など書類の提出が必要になります。(必要書類は貸金業者により異なります。)

申込みの条件

「安定かつ継続した収入の見込める方」以外にも、カードローンを申込むには以下のような条件があります。

・契約時の年齢が満20歳以上70歳以下(上限年齢はカードローンによって異なります。)
・一定水準以上の返済能力があること
・銀行以外の他社借入金額も合わせて、全体で年収の3分の1以下の借入金額に収まること

詐称は厳禁!

申込の条件に当てはまらない場合、無理に借りようと年齢や収入、勤務先などを詐称することは絶対にやめましょう。提出書類や職場への在籍確認、信用情報の照会などで詐称が発覚します。

審査に通らなかった場合

申込みをした結果、審査に通らない場合もあります。その場合は、他社に急いで申込みをするのではなく一度冷静になり、借りなくて済む方法を考え直しましょう。

審査に通らない原因

審査に通らない原因のうち、代表的なものとしては以下になります。

・安定した収入がない
・申込条件をすべて満たしていない
・短期間に複数社のカードローンに申込みをした
・年収の3分の1以上の借入がある
・過去の返済トラブル

過去の返済トラブルでは、クレジットカード(ショッピング枠・キャッシング枠)の返済遅延だけでなく、携帯電話本体の割賦払いや奨学金の返済遅延も対象となり、個人信用情報機関に保管されます。

ご自身の信用情報を確認したい場合は、以下の3社で情報開示を申請し確認してみましょう。

・割賦販売法・貸金業法指定信用機関のCIC
・日本信用情報機構(JICC)
・一般社団法人全国銀行協会 全国銀行個人信用情報センター

まとめ

カードローンには各社申込みの条件があります。申込みをする前に、まずは自分が条件をクリアしているかどうか、基本的なところを確認してから行動しましょう。

執筆者 田端 沙織 (たばた・さおり)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

鎌倉市出身、逗子市在住。2男1女を育児中。大学を卒業後、FP2級を取得した際、資産運用の楽しさに開眼し証券会社に勤務。10年以上お客様にまごころ込めて対応していたが、会社とお客様の向いている方向が違う事にモヤモヤを感じる。
現在は、お客様と自分が同じ方向を向くことでお金や将来の不安が少しでも減るよう、中立的な立場のFPとして活動中。また、「キッズ・マネー・ステーション認定講師」として子供、親子向け金銭教育講座を開催している。

監修者 町田 萌 (まちた・もえ)
代表取締役・ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

大学在学時よりFPを志し、外資系損害保険会社、eラーニング専門企業に勤務。卒業後、税理士法人勤務を経て、外資系生命保険会社出身の専務とともにFP事務所を開業。2018年4月に法人化し、FPサテライト株式会社を設立、代表取締役に就任する。
現在は、相談業務、Webメディアの執筆、セミナー講師等、幅広く活動を行なっている。また、税理士法人勤務の経験から、中小企業向けの経理業務支援なども行っている。
金融商品を取り扱わず、お客様の立場に立った中立な相談、幅広い分野からの問題解決をモットーとしている。

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