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ローンの返済でお困りの方、「おまとめローン」をご存じでしょうか?
今利用されているローン会社が2社以上の場合、返済額の減額できるかもしれません。
おまとめローンを利用すると、本当に返済額を減らすことができるのでしょうか。
おまとめローンの条件比較
各社のおまとめローンの条件をまとめてみました。
A社(消費者金融) | B社(銀行系) | C社(銀行系) | D社(消費者金融) | |
---|---|---|---|---|
おまとめ融資 限度額 |
300万円まで | 1000万円まで | 1000万円まで | 300万円まで |
金利 | 6.3~17.8% | 12.5% | 1.5~14.6% (変動金利) |
7.7~18.0% |
期間 | 最長10年 (1~120回払い) |
10年 | 最長10年 | 最長13年7ヶ月 (2~162回) |
年齢 | 20~65歳以下 | 20~65歳未満 | 20歳~69歳以下 | 20歳以上 |
身分や収入 | 本人の安定収入がある方、主婦・学生もパート、アルバイトによる安定収入があれば可 |
・前年度の税込年収200万円以上 ・正社員、契約社員、派遣社員の方。自営業、主婦、パート、アルバイトの方は申込み不可 |
・安定収入のある方およびその配偶者。派遣社員、契約社員、アルバイトも可、学生不可 ・年金も年収に含む |
安定した収入と返済能力のある方 |
その他 | 地域限定 |
上記の通り、各社の融資額、金利、申込み条件がかなり異なります。
本当に減額できる?
例えば、「3社から総額200万を借りて毎月4万2,000円を返済」していたとします。
B社では、金利は一律12.5%、120回払いで200万円の借入れをすると、毎月の返済額が2万9,275円となります。つまり毎月1万2,725円の減額になります。
しかし、A社で「200万円借入れ、60回払いで返済」とした場合、金利は15%となり、毎月の返済額は4万8,000円となります。つまり6,000円の増額となるのです。
このように、ご自身の申込み条件に合う会社を何社か比較して、返済期間と返済額のバランスが良いおまとめローンに借り換えできたら、今後の返済が少なくなり、より楽しい生活を送れるかもしれません。
この機会にご自身のローンとおまとめローンの比較をしてみるのはいかがでしょうか。
おまとめローンのメリット・デメリット
ちなみに、おまとめローンは返済することが目的なので追加の借入はできません。
追加できないことで早期返済に繋がります。また、返済日が一本化されることで、お金の管理がしやすくなります。
一方で、契約時の返済額は返済が終わるまで変わりません。1つの返済がもう少しで終わる場合、その返済を終えたほうが、その後の支払い金額が少なくなることもあります。
また、金利が低くなったからといって一概に総返済額が減るとは限りません。金利が低くても返済期間が長くなる事によって、総返済額が高くなることもあるのです。
まとめ
おまとめローンは、ケースによってメリットもあれば、デメリットの方が大きくなることもあります。利用する前に必ずシミュレーションをして、比較検討しましょう。
その他返済等でお悩みの方は、日本賃貸業協会の「賃金業相談/紛争解決センター」という問い合わせ先もありますので、一人で悩まずにまずは相談してみましょう。