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住宅ローンや自動車ローンなどに比べて、比較的利用しやすいカードローン。
利用しやすい分、安易に利用してしまい、返済が困難になってしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
今回はカードローンの返済ができなくなった時の対処をまとめてみました。
返済が遅れたら起こること
支払いが困難になる理由はさまざまですが、返済日に返済がない場合、カードローン会社から督促がきます。
この督促を無視し、支払いをしないとカードローンが利用停止になります。
それでも返済をせずに滞納を続けると、信用情報に延滞したことが記録されます。
信用情報に延滞の記録が登録されると、住宅ローンや自動車ローン、他社カードローン審査時に大きな支障が出ます。
また、遅延損害金を請求されます。
支払いが難しい場合は
どうしてもお金の都合が付かず返済ができない場合、どうすればよいのでしょうか?
まずはカードローン会社に連絡を
「今月の支払いがどうしてもできない」と分かった時点で、速やかにカードローン会社に連絡を入れましょう。
支払いの遅延には変わりはありませんが、あらかじめ「いつまでにいくら支払うか」を伝えておくことで、督促を待ってもらえる場合があります。
長期的に返済が苦しい場合は「債務整理」も視野に
一時的な理由でなく、借り入れ当初と状況が変わり、支払いが長期的に困難な場合は「債務整理」という方法も検討しましょう。
債務整理は大きく分けて4つに分類されます。
・任意整理
・破産手続き
・個人再生
・特定調停
一般的に債務整理の手続きは、弁護士や司法書士に依頼し行います。手続きに入ると、月々の支払いが楽になる、利息のカットなどさまざまなメリットがあります。反面、ローンやクレジットカードの利用ができなくなるなど、デメリットも存在します。
それぞれの手続きのメリット部分、デメリット部分をよくみて検討しましょう。
事前のシミュレーションで無理のない借り入れを
利用しやすいカードローンですが、返済ができなくなると大きなリスクが待っています。
今回は支払いが困難になった場合の方法をご紹介しましたが、支払い困難に陥らないことが一番です。
カードローンを利用する前にしっかりと返済シュミレーションを作るなど、返済困難にならないための対策をとりましょう。
監修日2023年2月13日