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近年、物価は上がったものの収入はなかなか増えないと感じられている方もいらっしゃるかもしれません。お金の借り入れをしたい方は若年層だけではなく、高齢者も多くいます。
今回はカードローンの年齢制限や高齢者のキャッシングについて解説します。
カードローンって年齢制限はあるの?
カードローンの融資条件は各社さまざまですが、年齢制限はあるのがほとんどのようです。
下限年齢は18歳以上。上限年齢はほとんどの場合は69歳以下のところが多いようです。近年高齢者が多いこともあり、69歳以降でも借り入れできるカードローン会社もあるようですが少数派です。
なぜ上限年齢があるのか
上限年齢が設定されている多くの理由は、高齢になると継続的な収入が入ることが困難になってくる場合が多いためと言われています。
また、高齢になっていくと死亡リスクが高くなります。すなわち、返済を終える前に亡くなってしまうリスクも高くなるということです。
以上のことから、高齢の方にお金の貸付をすることはカードローン会社にとって貸し倒れリスクがとても高く、危険なことなのです。
上限年齢を超える高齢者はどうすれば借り入れができるのか
現在、カードローンの多くは69歳以下までしか借り入れができないものが多いですが、69歳以降でも借り入れできるカードローンが増えてきています。
高齢者への融資は貸し倒れリスクが高い為、金利が高めに設定されているカードローンがほとんどですが、年金収入のみの方でも借り入れすることが可能なカードローンもあります。
高齢者の方は知っておきたい「リバースモーゲージ」
「リバースモーゲージ」とは持ち家などの不動産を担保にしてローンを組む商品です。契約者利用期間中は利子のみの返済となり、契約者が亡くなった時に担保である不動産を売却し、元本が返済される仕組みになっています。
持ち家などの不動産を所有してない場合は利用が困難ですが、高齢化社会の今、知っておきたい借り入れ制度です。
検討まえにリスクを把握しておこう
高齢の方がローンを組み、返済途中でお亡くなりになると、残されたご家族に返済義務が生じます。まずは生活を見直し、安易にカードローンに手を出さないことも大切です。
それでも必要な場合は、カードローン各社の上限年齢をしっかり確認し、ご自分にあった無理のない借り入れをしましょう。
監修日2023年2月13日