第 60 回

銀行カードローンと消費者金融カードローン、審査の基準は?

庄司 里紗

銀行カードローンと消費者金融カードローン、審査の基準は?

カードローンには大きく分けて、銀行カードローンと消費者金融系のカードローンの2種類があります。
どちらも融資をしてくれるサービスという点では同じですが、金利や審査、融資までにかかる時間等、様々な違いがあります。

そして融資を受ける際、どちらのカードローンでも必ず審査というものがあります。この審査に通ることができなければ、融資を受けることができません。融資を受ける際、審査が通るか不安な方もいると思います。

そこで今回は、銀行カードローンと消費者金融系のカードローンでは、審査にどのような違いがあるのかを解説していきます。

独自の審査基準が特徴 銀行カードローン

銀行カードローンは総量規制の対象外となっているため、借入額に制限がありません。そのため、銀行独自の審査基準を設けており、消費者金融系のカードローンと比較すると審査が厳しい場合があります。

しかし、ほとんどの銀行カードローンは、安定した収入がある方であれば申し込み可能となっています。大企業で働いていないといけない・収入が多くなければ借入ができないということはありません。

また、総量規制の対象外なので、専業主婦の方でも審査に通ることが可能な場合もあります。
さらに、審査の際は個人信用情報機関のほか、反社会組織に関係していないかも照会を取るため、審査のスピードは遅く、融資のスピードも消費者金融系と比較すると劣ります。

利用限度が制限されている 消費者金融系カードローン

消費者金融系カードローンは総量規制の対象となっているため、借入額に制限があります。これは、消費者金融一社の借入額の制限ではなく、契約した全ての消費者金融系カードローンの借入総額の上限を規制するものです。

そのため、銀行系カードローンの審査と同様、他社の消費者金融からの借入額もチェックします。
借入れ総額が年収の1/3を超えていたら、当然審査には通りません。

また、大手の消費者金融では、簡単な質問に数問答えるだけで簡易審査を行えるところもあります。本審査とは異なりますが、カードローンを利用できるのかを確認したいときには便利です。

まとめ

銀行カードローンと消費者金融系カードローンに共通していえることは、「多重債務者が審査に通過することは困難」ということです。
返済実績があったとしても、完済までに時間もかかるので審査においてはデメリットしかないでしょう。

また、審査に通過しても、返済が困難になってしまっては意味がありません。必要以上の額を借入れることはせず、無理のない返済計画を立ててから申し込むようにしましょう。

執筆者 庄司 里紗 (しょうじ・りさ)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

大学卒業後、広告代理店に営業事務として就職。妊娠を機に退職。専業主婦となり、家計管理を任される。しかし、子供2人分の教育費、住宅費、老後資金とお金の不安は増えるばかり。そこでお金について勉強するため2級FP技能士を取得。現在は、子育てをしながらFPとして活動中。

監修者 安藤 純子 (あんどう・じゅんこ)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

不動産管理会社勤務をきっかけに、損害保険業務に携わる。
FPサテライト代表・町田の保険に対する考え方やFPの社会的向上への熱意に共感し、バックオフィスのサポートに入る。
主婦目線から、お客様の素朴な疑問にわかりやすくお答えすることを第一に活動している。

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