第 59 回

気づいたら「申込みブラック」に!?ポイントサイトでのカードローン案件の注意点

町田 萌

気づいたら「申込みブラック」に!?ポイントサイトでのカードローン案件の注意点

スキマ時間を利用しながら、ポイントサイトでお小遣い稼ぎをしている方も多いのではないでしょうか。
ポイントサイトのカードローン案件は、ポイントが多く獲得できることもあり、短期間に複数の申込みをしてしまう方もいるでしょう。

しかしポイント獲得目的で複数のカードローン申込みを行うと、「申込みブラック」になるリスクが高まります。
今回は、ポイントサイトでのカードローン案件に潜む、「申込みブラック」について解説します。

複数のカードローン申込みにはリスクがある

各ポイントサイトでは、大手銀行カードローンや消費者金融業者まで、カードローン案件を幅広く扱っています。加えて、他の案件よりも多くのポイント獲得ができるため、利用者はつい軽い気持ちで「申込みをしてみよう」という心理になるのも当然でしょう。

「申し込みブラック」状態に

カードローン会社に申込みをすると、信用情報機関に申込みの事実が記録されます。

申込みを受けたカードローン会社は、信用情報機関の記録を照会し審査を行いますが、複数の申込みを短期間に行っていると「お金に困っているのではないか」「貸し倒れリスクが高いのではないか」と判断され、審査に通りにくくなります。
この状態を「申込みブラック」と呼びます。

クレジットカードの申込みにも注意

クレジットカードの申込みについても、カードローンと同じく信用情報機関に記録されるため、複数の申込みは「申込みブラック」となることを覚えておきましょう。

「申し込みブラック」の影響

「申込みブラック」状態に陥ったとしても、「カードローン自体は利用しないので影響はないのでは?」と考える方も少なくはありません。 またポイントさえ獲得ができれば、カードローンはすぐに解約すると考えている方もいるでしょう。

しかし、ポイント獲得目的でカードローンやクレジットカードに複数申込みをしたり、契約直後の解約を繰り返していると、本当に必要なときにローンが組めない可能性が高くなります。
マイホームや新車の購入を考えたとき、残念ながらローン審査が通らずに、家族の夢をあきらめることになるかもしれません。

まとめ

複数社へのカードローン申込みについてのリスクをしっかりと把握し、ポイント獲得目的だけの申込みはやめましょう。
ポイントはあくまでも「おまけ」です。

カードローンを利用する必要性をきちんと考えた上で、おまけとしてポイントを獲得することが、ポイントサイトを上手に利用するコツとなるでしょう。

執筆者 町田 萌 (まちた・もえ)
代表取締役・ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

大学在学時よりFPを志し、外資系損害保険会社、eラーニング専門企業に勤務。卒業後、税理士法人勤務を経て、外資系生命保険会社出身の専務とともにFP事務所を開業。2018年4月に法人化し、FPサテライト株式会社を設立、代表取締役に就任する。
現在は、相談業務、Webメディアの執筆、セミナー講師等、幅広く活動を行なっている。また、税理士法人勤務の経験から、中小企業向けの経理業務支援なども行っている。
金融商品を取り扱わず、お客様の立場に立った中立な相談、幅広い分野からの問題解決をモットーとしている。

監修者 安藤 純子 (あんどう・じゅんこ)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

不動産管理会社勤務をきっかけに、損害保険業務に携わる。
FPサテライト代表・町田の保険に対する考え方やFPの社会的向上への熱意に共感し、バックオフィスのサポートに入る。
主婦目線から、お客様の素朴な疑問にわかりやすくお答えすることを第一に活動している。

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