第 26 回

学生でも借りられる?学生のカードローン利用について

山口 りな

学生でも借りられる?学生のカードローン利用について

成人を迎え、興味の幅も広がり何かと出費がある学生時代。

視野を広げるために海外へ行きたい。
サークルの活動に参加したい。

やりたいことは多いのに手元にお金がない、そんな時学生がカードローンを利用することはできるのでしょうか?
カードローンの審査条件を参照しながら見ていきましょう。

カードローンを借りるための条件

カードローンを借りるためには、一定の条件を満たす必要があります。
借入先によって多少の条件の違いはありますが、年齢条件と収入条件があります。

年齢条件

多くのカードローンは満20歳以上であることを条件に掲げています。

成人となる満20歳以上であれば、原則親の同意無しに申し込みをすることができるためです。
なお少数ではありますが、例外的に18歳から申し込めるカードローンもありますが、こちらは親の同意が必要になります。

収入条件

どのカードローンにも、必ず「安定した収入のある方」という条件が掲示されています。

ここで注意したいのが、ただ収入があるのではなく“安定した”収入がある方だということです。
つまり、どこかに勤め毎月大きな変動がなく給料を得られる状態を指しています。

アルバイトの学生はカードローンを借りられる?

学生の場合、アルバイトで収入を得ている人がほとんどでしょう。
ではアルバイトでカードローンに申し込むことはできるのでしょうか?

イオン銀行やりそな銀行など、アルバイトは認めながらも、学生・アルバイト学生の申し込みを認めていないカードローンがある一方、学生について言及のないカードローンもあります。

つまり、アルバイト学生であっても安定して勤務を続けていれば、カードローン会社によっては申し込める可能性があるのです。

ただし、シフトをなるべく固定化して毎月の給与が一定になるようにする、長く勤続するなど、アルバイトでも安定といえる収入を得ることが必要条件です。

試験など自身のスケジュールなどでシフトを変動的に設定している場合や、登録制バイト、日雇いバイトなどは月々の給与額の変動が大きくなるため、安定した収入と見なすことが難しくなってきますので留意しましょう。

全国大学生共同組合連合会による第54回学生生活実態調査の概要報告(2019年2月25日)によると、学生の平均アルバイト月収は36,010円となっています。

フルタイムに比べれば圧倒的に少ない額となりますが、審査では収入の合計額よりは収入の継続性が重要になってきます。

申込前に借入診断をしよう

カードローンのホームページには借入診断ができるサイトもあります。
簡易的なものでその結果が絶対ではありませんが、自分が借入れできる可能性があるのかを知るためにも、試してみましょう。

まとめ

学生でもカードローンを利用できる可能性があることをお伝えしてきました。
学生のカードローンは、借入可能額は少なく金利が高めのため、収入の少ない学生にとっては大きな負担となり得ます。
利用する際はよく考えた上で、借金であることを忘れずに行動しましょう。

執筆者 山口 りな (やまぐち・りな)
FPアナウンサー
所属:FPサテライト株式会社

約6年半テレビ山梨でアナウンサーを勤め退職。退職をきっかけにお金に関わる制度を身近に感じたことでお金や経済の勉強はじめ、FP資格を取得。
フリーアナウンサーとして活動しながらFPとしても活動中。FPアナウンサーとしてお金にまつわる知識を届けている。

監修者 町田 萌 (まちた・もえ)
代表取締役・ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

大学在学時よりFPを志し、外資系損害保険会社、eラーニング専門企業に勤務。卒業後、税理士法人勤務を経て、外資系生命保険会社出身の専務とともにFP事務所を開業。2018年4月に法人化し、FPサテライト株式会社を設立、代表取締役に就任する。
現在は、相談業務、Webメディアの執筆、セミナー講師等、幅広く活動を行なっている。また、税理士法人勤務の経験から、中小企業向けの経理業務支援なども行っている。
金融商品を取り扱わず、お客様の立場に立った中立な相談、幅広い分野からの問題解決をモットーとしている。

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