第 46 回

カードローンを申し込む際に確認、注意すべきポイント

加藤 恭子

カードローンを申し込む際に確認、注意すべきポイント

カードローンを借りる場合、カードローン会社があらかじめ決めている条件や要件を満たしている必要があります。
いざカードローンを申し込もうとした時際、真っ先に確認しておきたいポイントについて説明します。

カードローン申し込みの条件

まず、何をおいても確認すべきポイントは「申し込みの条件」です。
主に以下の項目になります。

年齢と収入

学生専用のカードローンを除き、多くのカードローン会社では二十歳以上が申し込みの条件になっています。
学生であっても二十歳を超えていて、定期的な収入があれば申し込み可能です。

また年齢の上限についてはローン会社によってまちまちですが、安定した収入が見込める年齢である七十歳くらいまでを目安としている会社が多いようです。

身分証明書

カードローンの契約には、身分を証明する公的証明書の提出が必須となっています。
公的証明書とは、例えばパスポートや運転免許証(運転経歴証明書)、各種健康保険証、住民基本台帳カード、マイナンバーカードなどが該当します。

保険証など顔写真付きでないものの場合、別途住民票や公共料金の領収書などの提出が必要となるようです。

保証人

カードローンは個人向けの小口融資であるため、保証人や担保は不要です。
ただし学生や専業主婦が契約をする場合、保護者や配偶者の同意書を提出するよう案内されるケースがあります。

お金の現状について把握しておく

実際に申し込みを行う場合には、ご自身の「お金」の現状を把握しておくことが、審査をクリアするためにも大切になります。

他社からの借入件数、金額を把握

すでに組んでいる無担保ローンがある場合には、その件数と金額を申込書に記入する必要があります。
また、消費者金融業者に申し込む場合は、その借入れ希望金額も含め年収の1/3以下に収まっている必要があります。

住宅ローンや自動車ローン以外で、分割払いやキャッシングなどの利用がある場合には、申込前にその件数と金額を正確に把握しておきましょう。

この情報は信用情報機関で確認出来るため、虚偽や間違いはすぐに判明します。この自己申告の数字と信用情報で得た数字に大きな違いがあると信頼を得られず、審査に通ることが出来なくなってしまいます。

希望額は必要最低限に

借入希望額を自分の収入に見合わない過分な額にしてしまうと、それだけ審査に通りにくくなってしまいます。
希望額によっては、収入証明書が必要になることもあります。

審査に確実に通るためには、必要最低限かつ返済可能な金額を記入するようにしましょう。

過去の支払い遅延、滞納情報の有無

過去にローンの支払い遅延や滞納した事実があると、審査に落ちる可能性が高くなります。
携帯料金やクレジット代金の遅延・滞納も審査対象となるので、不安がある場合は信用情報機関に確認しておきましょう。

以上の項目に留意し、利用規約をきちんと確認した上で、ローンの申込みを行いましょう。

執筆者 加藤 恭子 (かとう・きょうこ)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

金沢市生まれ。父も夫も転勤族であったため、北陸・関東・東北…と居住地多数。現在は東京に落ち着いている。調剤薬局で長く医療事務に携わっていたが、夫の癌闘病、その後の死をきっかけに、税金や社会保険、相続等FPの勉強に目覚め、FP2級・AFPを取得。現在は生涯学習施設に勤務する傍ら、FPとして活動している。

監修者 町田 萌 (まちた・もえ)
代表取締役・ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

大学在学時よりFPを志し、外資系損害保険会社、eラーニング専門企業に勤務。卒業後、税理士法人勤務を経て、外資系生命保険会社出身の専務とともにFP事務所を開業。2018年4月に法人化し、FPサテライト株式会社を設立、代表取締役に就任する。
現在は、相談業務、Webメディアの執筆、セミナー講師等、幅広く活動を行なっている。また、税理士法人勤務の経験から、中小企業向けの経理業務支援なども行っている。
金融商品を取り扱わず、お客様の立場に立った中立な相談、幅広い分野からの問題解決をモットーとしている。

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