第 29 回

カードローンの仕組みと一般的な使い道

山口 りな

カードローンの仕組みと一般的な使い道

カードローンと聞くと、「気軽にお金を借りられるサービス」というイメージを持たれる方は多いのではないでしょうか。。

様々な用途に使えるカードローンですが、実際にどのような目的で借りる方が多いのでしょうか?
今回はカードローンの仕組みと、借入金の最も一般的な使用用途についてご説明します。。

カードローンとは

カードローンは、担保や保証人が不要で民間の貸金業者や銀行から融資を受けられるサービスです。(一部のカードローンには、「保証会社による保証を受けられる方」という条件がついている場合があります。)

ただし誰でも借りられるわけではありません。
年齢・収入・雇用・居住など、いくつかの条件を満たしている必要があります。
カードローンは条件を満たしている場合に申し込みができ、サービスを提供している銀行や金融機関の審査が行われ、利用限度額などが決定されます。
その後、利用限度額の範囲で自由に借入れ・返済を行うことができます。

借入金の用途

カードローンは、住宅ローンや自動車ローンなどの用途を制限されている目的ローンとは違い、借りたお金は用途を問わず原則自由に使うことができます。
しかし、事業資金を用途とすることはできない場合がほとんどのため、注意が必要です。

では、実際にどのような用途でカードローンを利用しているのでしょうか。

日本賃金業協会が令和元年9月30日に公表した「資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告」で見てみると、最も多い使用用途は趣味・娯楽(レジャー、旅行を含む)費用(41.7%)です。次いで、食費(17%)、外食等の遊興費(14.5%)となっています。

借入れ申し込みを行った背景

同じ日本賃金業協会発表「資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告」によると、借入申込を行った背景として以下のような状況、理由があったとのことです。
●将来の臨時収入や収入の増加などを見込んだ 支出の先取り(40.7%)
●旅行や物品購入などによる支出の先取り(35.9%)
●急な冠婚葬祭などによる支出の増加(16.2%)

使用用途は臨時の出費という側面が大きいものの、背景は収入を見込んだ支出の先取が4割を占めています。
この2つに関連性があるとは言い切れませんが、多くの方が返済計画を見越した上で借入を行っていると考えられます。

まとめ

カードローンは用途・借入返済が自由で、急な出費にも使いやすいですが、借金であることには変わりません。
借入を行う際は返済計画などきちんと考え、無理のない範囲で利用しましょう。

執筆者 山口 りな (やまぐち・りな)
FPアナウンサー
所属:FPサテライト株式会社

約6年半テレビ山梨でアナウンサーを勤め退職。退職をきっかけにお金に関わる制度を身近に感じたことでお金や経済の勉強はじめ、FP資格を取得。
フリーアナウンサーとして活動しながらFPとしても活動中。FPアナウンサーとしてお金にまつわる知識を届けている。

監修者 町田 萌 (まちた・もえ)
代表取締役・ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

大学在学時よりFPを志し、外資系損害保険会社、eラーニング専門企業に勤務。卒業後、税理士法人勤務を経て、外資系生命保険会社出身の専務とともにFP事務所を開業。2018年4月に法人化し、FPサテライト株式会社を設立、代表取締役に就任する。
現在は、相談業務、Webメディアの執筆、セミナー講師等、幅広く活動を行なっている。また、税理士法人勤務の経験から、中小企業向けの経理業務支援なども行っている。
金融商品を取り扱わず、お客様の立場に立った中立な相談、幅広い分野からの問題解決をモットーとしている。

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